事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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イタリアGPの週末、2018年の暫定カレンダーに大きな変動があるのでは、との懸念が浮上した。
FOMはモンツァで来季のグランプリのチケットを販売していたが、中国、バーレーン、アゼルバイジャン、フランス、ロシアの5戦については取り扱っていなかった。
中国とバーレーンに関しては、近々日程の入れ替えが承認される見込みで、チケット販売の停止はやむを得ないところだろう。
だが、バクーとソチは、それぞれのレース主催者が、来季のカレンダーで割り当てられた開催日に納得していないらしい。さらには、ロシアのプーチン大統領も、もはや盟友バーニー・エクレストンが関わっていない自国グランプリには興味を失っているという。
そうしたこともあって、今週末に招集される世界モータースポーツ評議会を、多くの人が強い関心を持って見守っている。この会議で、来季の新しい暫定カレンダーが承認される予定になっているからだ。
続きはF1速報WEBで掲載中
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