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役所広司主演×白石和彌監督『孤狼の血』、中村獅童、ピエール瀧、中村倫也ら追加キャスト発表

2017年09月06日 05:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2018年5月12日に公開される役所広司主演映画『孤狼の血』の追加キャストとして、中村獅童、ピエール瀧、音尾琢真、中村倫也の出演が発表された。


参考:『日本で一番悪い奴ら』白石和彌監督が語る、インモラルな映画を撮る理由


 本作は、ミステリー作家・柚月裕子による同名小説を、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督が実写映画化した警察ドラマ。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、所轄署に配属となった日岡秀一が、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する模様を描く。


 主演の役所が刑事の大上役を演じるほか、大上の部下・日岡秀一役で松坂桃李、尾谷組の若頭である一之瀬守孝役を江口洋介が演じる。そのほか、真木よう子、石橋蓮司、滝藤賢一、田口トモロヲらがキャストに名を連ねている。


 このたび発表された追加キャストは、白石監督の過去作『日本で一番悪い奴ら』に出演した俳優たち。中村獅童は大上について嗅ぎ回る安芸新聞の記者・高坂隆文役、ピエール瀧は全日本祖國救済同盟の代表で、大上とは旧知の仲である瀧井銀次役、音尾琢真は一之瀬が属する尾谷組と敵対する組織・加古村組の構成員・吉田滋役、中村倫也は一之瀬が若頭を務める尾谷組の構成員・永川恭二役をそれぞれ演じる。


 撮影場所は物語同様、広島県呉市を中心にオール広島ロケを敢行。4月17日にクランクインし、5月20日にクランクアップしている。今回出演が発表された4人からはコメントが寄せられている。


【 コメント一覧】


■中村獅童
監督! またやっちゃいましたね!
ウン! こうなったらとことんやっちゃいましょう!!!


■ピエール瀧
白石組にまた参加できて嬉しいです。この『孤狼の血』は、脚本を読んで胸を打たれ、少しでもお役に立てたらと思えた作品でした。
撮影スケジュールがタイトで、1週間で東京~呉を5往復してお尻が擦り剥けましたが、それもいい思い出です。


■音尾琢真
白石監督作品に参加できることは僕の生き甲斐になっているので、この上ない幸せです。しかも『孤狼の血』という野太い作品。
男臭い世界の中に、どうにか居場所を見つけて来ましたので楽しみにしていて下さい。私の役割は少々ゲスいですが自分では気に入っております。見所のシーンもあります。ありがたい。呉の街も大好きになりました。呉冷麺が大好物になりました。


■中村倫也
永川という人物は、白石監督曰く『狂犬』。こんな小動物みたいな顔した自分に務まるのか不安でしたが、松坂桃李演じる日岡が「真っ当な正義」だとするなら、永川は「アウトローなりの正義」。彼の持つある種の純粋さに五感を澄まし、挑みました。
信頼する監督のもと、偉大なる大先輩たちと芝居を交わし、年々減少傾向にある“男臭い作品”に関われたことを、とても幸せに感じています。


(リアルサウンド編集部)