9月4日、フェラーリは創業70周年を祝うセレモニーイベント“Leggenda e Passione”のなかで行われるカーオークションに、オープンスーパーカー『ラ・フェラーリ アペルタ』の特別限定モデルを出品すると発表した。
自動車オークションの大手、RMサザビーズが主催するこのオークションには1955年に製造された『フェラーリ750モンツァ』や、1960年製の『フェラーリ250GT SWBベルリネッタ・コンペティツィオーネ』など、コレクター注目の希少なフェラーリモデルが多数出品される。
多くのクラシックカーが出品車両としてラインアップされるなか、フェラーリは創業70周年を記念して開発した最新のハイブリッド・スーパーカーのオープンモデル『ラ・フェラーリ アペルタ』の限定デザイン車をオークションのために用意。
6.3リッターV12エンジンとモーターを組み合わせ、最大出力963PSを発揮するパワートレインを搭載するラ・フェラーリ アペルタのエクステリアは、鮮やかなロッソ・フォーコに塗装され、見る者を圧倒するオープンスポーツボディのフロントおよびリヤにはビアンコ・イタリアのダブル・レーシングストライプがあしらわれる。
アルカンターラとシャイニー・ブラックのカーボン・ファイバーで構成されたインテリアは、全体がブラック基調でまとめられているが、そのなかにはスポーティな雰囲気を際立たせるレッドのレザー・インサートやステッチ加工が施されるほか、ダッシュボードやインパネにも同色のアクセントが用いられた。
慈善事業団体のセーブ・ザ・チルドレンを支援するフェラーリは、今回のオークションで得た収益の全額を同団体に寄付することを明らかにしており、セーブ・ザ・チルドレンでは教育にフォーカスした国際プログラムに使われることになるという。
日本で40年ぶりに発見され、ファンの間で話題となった1969年製『フェラーリ365 GTB/4 デイトナ・ベルリネッタ・アロイ』も出品されるオークションの詳細はRMサザビーズの公式サイト(http://www.rmsothebys.com/ff17/ferrari--leggenda-e-passione/lots/)からチェックすることが可能だ。