MotoGP：右足骨折のバレンティーノ・ロッシ、第13戦サンマリノGPを欠場

MotoGPに参戦しているモビスター・ヤマハは9月4日、トレーニング中に転倒し、右足を骨折する怪我を負ったバレンティーノ・ロッシが9月8日開幕の第13戦サンマリノGPを欠場すると発表した。

　ロッシは8月末、故郷のイタリア・ウルビーノ近郊でモトクロスによるトレーニングをしていた際に転倒。この際、脛骨や右足の腓骨を骨折する大怪我を負った。

　事故後、ロッシは即座に救急搬送。骨折した箇所を金属のピンで固定する手術が行われ、無事に成功している。

　手術後、ロッシ自身は「今はできるだけ早くバイクに乗れるように最善を尽くす」とコメントしていたが、チームは週末のサンマリノGPでロッシを欠場させることを決定。代役は起用しないため、モビスター・ヤマハは週末のレースにマーベリック・ビニャーレスのみで挑むことになる。

　なお、現時点でロッシの復帰時期は未定だが、チームは「スタッフ全員が、バレンティーノ・ロッシが早く怪我から回復し、ヤマハYZR-M1を操る姿を心待ちにしている」とのコメントを発表している。