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9割の女性が「車の運転に不安」 頼れる男性に運転してほしい女心

2017年09月03日 15:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「一緒にドライブに行きたいタレント」で女性から人気の斎藤工
子供を塾や習い事に送り迎えしたり、郊外のショッピングモールへ買い物に出かけたり、日常的に車を運転する女性は多い。そんな女性ドライバー250名と車購入希望者250名(いずれも20代~40代)を対象に、「女性と自動車に関する実態調査」が実施された。この調査により、女性が車をどのように活用したいと考えているか、これまでに経験した車のトラブルなどが判明したが、「一緒にドライブに行きたいタレント」ランキングでもある傾向が分かったという。

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イタリアンコンパクトカー「FIAT 500(フィアット チンクエチェント)」を取り扱う「FCAジャパン株式会社」が今年7月に実施した「女性と自動車に関する実態調査」。その中で、女性ドライバーに「今運転している自動車のタイプ」を質問したところ、半数近くの46.0%が「軽自動車」と回答した。2番目に多かったのは「コンパクトカー」で22.4%となり、女性はコンパクトな車を好む傾向にあることが判明した。実際に「自動車を購入する際に重視する点」は、最多は「価格」で84.4%、2番目は「サイズ」で65.6%。3番目には「運転のしやすさ」という結果が出ており、軽自動車やコンパクトカーの人気がうかがえる。


続いて、実際に車に乗っている人には「活用シーン」を、まだ車を持っていない人には「活用したいと思っているシーン」を聞いたところ、どちらも最多となったのは「買い物」でいずれも8割を超えていた。少し遠くても車であればさまざまな場所に買い物に行くことができ、かさばる物や重い物を容易に持ち帰ることができる。それを裏付けるように「自動車を保有していて良かったこと」では「荷物を運ぶのが楽」が76%でダントツであった。


「車の活用シーン」の2番目以降は、実際に活用している人と、これから活用を考えている人では、大きく差が見られた。実際に活用している人は45.2%が「通勤・通学」、43.6%が「家族の送り迎え」と、日常に根ざした場面が上位を占めた。一方でこれから車を買おうと思っている人は、2番目が「旅行」、3番目が「ドライブ」となっており、日常的な場面というよりはむしろ、娯楽やレジャーで活用したいと考えている人が多かった。

しかし車を活用してメリットを感じる反面、4割を超える女性ドライバーが車を「ぶつけてしまった」経験があることも分かった。「衝突事故」の経験者も14.8%いて、約9割の女性が「車の運転に対して不安を抱いている」ことも明らかになった。


このような状況を踏まえてか、「一緒にドライブに行きたいタレント」の質問では、基本的にはある程度、年齢を重ねている俳優が上位にランクインした。ドライブということで「安心感」を相手に求めている女性が多いようだ。1位に選ばれたのは「斎藤工(15.6%)」で、理由としては「運転がうまそうだから」「声に癒されるので、運転中もいらいらすることなく、楽しい」「エスコートしてくれそう」などが挙げられた。2位は「西島秀俊(14.0%)」で、理由としては「安全運転してくれそう」「運転も落ち着いてる感じ」などがあった。そして3位は若手の「福士蒼汰(11.2%)」が選ばれ、その理由には「かっこいいので絵になるから」「紳士そう」「ドライブのさわやかな感じが似合うので」などが見受けられた。以下、10位まで、桐谷健太、高橋一生、小栗旬、岡田将生、菅田将暉、松坂桃李、山田孝之と続く。

車の運転には、予測不能な事態においての咄嗟の判断や、いざというトラブル時に対応できる能力が必要になることもある。このようなときに頼れる存在として「ある程度運転経験のある落ち着いた大人の男性」とのドライブを希望する女性が多いのではないか。もちろん女性が運転する際にも、このようなハプニングに対処する能力を持つことが必要になってくるだろう。
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)