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故ダイアナ妃のファッションや育児法まで似ているキャサリン妃 それは「敬愛の証」

2017年09月03日 12:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

キャサリン妃の思いとは…(画像は『Kensington Palace 2015年7月22日付Instagram「Hard to believe it has already been two years! Thanks for all your lovely birthday wishes, and a warm welcome to all of our new followers. #HappyBirthdayPrinceGeorge」』のスクリーンショット)
数々の場で素敵なファッションを見せてきた英キャサリン妃だが、その装いは夫ウィリアム王子の亡き母、故ダイアナ妃のものに似ているとよく言われる。産後に長男を抱いて病院の外に現れた際に着ていたドレスが水玉模様だったこと、王室メンバーには珍しく若干セクシーなドレスの着用を好む点など何度も指摘されたが、そこにはキャサリン妃のどのような思いが表れているのか。

公式の場に出る際、夫ウィリアム王子が敬愛していた故ダイアナ妃と似た服を着用することの多いキャサリン妃。その回数はすでに数十回に及ぶといい、第1子ジョージ王子の出産を終えてメディアの前に姿を現した際も、ウィリアム王子を出産し退院した時のダイアナ妃と同じく水玉模様のドレスを選んでいた。そして出産についても王室の女性は宮殿でのお産が伝統だったというが、チャールズ皇太子誕生以降は病院での出産が主流となり、ダイアナ妃は息子を2人とも病院で出産。キャサリン妃もその新たな伝統に従った。

またキャサリン妃はダイアナ妃が大変ひいきにしていた帽子のデザイナーを雇うことや、自身の息子ジョージ王子にもダイアナ妃がウィリアム王子に着せていた服に酷似しているものを選ぶこともある。英国民が歓喜の声をあげ喜んだジョージ王子の誕生後は、洗礼式に参加するにあたりウィリアム王子が赤ちゃん時代に着用したガウンのレプリカを着せ、国民をさらに盛り上げた。

さらに「子ども達になるべく普通の生活をさせたい」と願ったダイアナ妃は、ウィリアム王子とヘンリー王子を連れてハンバーガーショップに行ったことも。キャサリン妃もそのあたりに影響を受けたのか、我が子のスクールへの送迎は可能な限りウィリアム王子と担当している。育児や家族旅行も普通の家族のように行っているため、ダイアナ妃が築いた新たな伝統をそのまま受け継いだとも言われた。堅苦しい王室にありながら自由を愛したダイアナ妃は、特に30代後半あたりからスレンダーボディを強調する衣装を好むようになったが、普段は清楚な衣装の多いキャサリン妃も、最近は肌の露出が多いオフショルダーのマキシドレスの着用が話題になったばかりだ。

ダイアナ妃の衝撃的な事故死から20年。世界中の人々が改めて悼む中、ほぼ同じ年齢に達したキャサリン妃はダイアナ妃と同じようにチャリティ活動にも熱心に取り組んでいる。キャサリン妃が目指すのも、「王室のルールに従うだけの従順な妃」ではなく、国民に寄り添い愛される“people’s Princess”なのかもしれない。

画像は『Kensington Palace 2015年7月22日付Instagram「Hard to believe it has already been two years! Thanks for all your lovely birthday wishes, and a warm welcome to all of our new followers. #HappyBirthdayPrinceGeorge」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)