2017年F1イタリアGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは13位だった。
予選はウエットコンディションにより、長時間の赤旗中断をはさんで行われた。アロンソはQ1では12位を獲得してQ2に進出。パワーユニット交換によって35グリッド降格が決まっているため、Q2ではチームメイトであるストフェル・バンドーンのQ3進出を阻まないよう留意し、セッション終盤に1回のみ走行して13位を獲得した。アロンソは決勝を19番グリッドからスタートする予定。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=13位
僕らのマシンはウエットコンディションではとても良かった。ドライの時と比べると素晴らしかったと思う。ウエットでは競争力がかなり向上し、楽にQ2に進出できた。でもペナルティによって最後方グリッドからスタートすることは決まっていたから、予選ではあまりプッシュするつもりはなかった。意味がないからね。そのため、タイヤをセーブし、エンジンをローパワーモードにして走った。それでもまずまずの予選結果だったと思う。ストフェルのポジションも気にする必要があった。上位に行っても仕方がない方のマシンをQ3に進めたくはなかったからだ。
今日はウエットコンディションになったため、トウを使うことができなかった。視界がとても悪く、すぐ前に他のマシンが走ることは望ましくなかった。(トウでバンドーンを助けるというプランは)別の機会に取っておくよ。
今日はトップ5かトップ6に入れる可能性があったと思う。明日もこういうコンディションになってほしいけど、決勝は晴れそうだ。それでも何ができるかを考えていく。
(Crash.netに対して語り)Q2ではチームメイトに勝ちたくなかった。(セッション終盤、一時)僕が10位に入れば、彼がQ3に進めなくなる状況だった。それはチームにとってよくない。僕はいずれにしても後方からのスタートになるからだ。
なんとかうまく1台をQ3に送り込むことができた。Q2で僕はエンジンをプラクティスモードにして、ユーズドのインターミディエイトタイヤで走った。Q2のタイムからすると、ちゃんとプッシュしていればトップ5に入ることができただろう。雨のおかげでね。
今後のグランプリで、土曜ではなく日曜にウエットになったとき、どこまでやれるかを楽しみにしていよう。