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マクラーレンF1「アロンソが去る場合のプランB、プランCは用意してある」

2017年09月02日 23:02  AUTOSPORT web

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2017年F1第13戦イタリアGP フェルナンド・アロンソとマクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウン
マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンが、チームとしてはフェルナンド・アロンソとの契約を延長したいと考えているが、それが不可能な場合に備えてバックアッププランを用意していると語った。

 アロンソとマクラーレンF1チームの現契約は2017年末で切れるため、これが延長されるかどうかに注目が集まっている。アロンソは来年は勝てる体制でF1に参戦することを強く望んでおり、マクラーレンがパワーユニットをホンダから他のメーカーに変更するなら残留すると主張したという報道も一部でなされた。

 アロンソはそれを否定しており、ザック・ブラウンも同様にその報道を打ち消した。
「フェルナンドは我々に対して『彼らか自分たちか』というような最後通告を与えたりしていない」
「彼は、我々が高い競争力を示せると思えるかどうかに基づいて決断を下す。エンジン限定の要求を持っているわけではない」


 一方でブラウンは、アロンソが去る場合を想定して、バックアッププランを用意していると語った。

「交渉はとてもいい形で進んでいる。だが、合意に達しなかった場合に備えてプランBとプランCを用意しなければならない。我々はそういったプランを用意している」

 マクラーレン育成ドライバーのランド・ノリスがハンガリーでの合同テストで走行し、その速さで注目を集めたが、ノリスを来年アロンソの後任に起用する予定はないとブラウンは述べた。

「今のところ、F2に乗せる予定だ。彼にはF1に参戦できるだけの速さはあるが、我々としては急ぎたくはない」とブラウンが述べたとSky Sportsが伝えた。

「ランドが我々にとっての将来の星であるのは間違いない。彼を他のF1チームで走らせることも考えていない」