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フランス人間国宝による工芸作品を公開、海外初の展覧会が東京国立博物館に

2017年09月02日 11:03  Fashionsnap.com

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©Philippe Chancel
フランス人間国宝による工芸作品を紹介する海外初の展覧会「フランス人間国宝展」が、東京国立博物館 表慶館で開催される。会期は9月12日から11月26日まで。

 「メートル・ダール(Maître d'Art)」と呼ばれるフランスにおける人間国宝制度は、日本の人間国宝制度を基に1994年に策定。伝統工芸の最高技能者に授与される称号で、2016年時点で認定者は124人となる。
 「フランス人間国宝展」では、メートル・ダールの称号を持つ作家を中心に、伝統を継承しながら革新的な要素を取り入れた工芸作品を手掛ける15人の作家が出展。ジャン・ジレルは陶器、セルジュ・アモルソは革細工、エマニュエル・バロワはガラス、クリスティアン・ボネは鼈甲細工・眼鏡、ファニー・ブーシェは銅板彫刻、ネリー・ソニエは羽細工といった、新作を含む約200点が展示される。日本の工芸作家と共同制作した作品の公開も予定している。
■フランス人間国宝展会期:2017年9月12日(火)~11月26日(日)会場:東京国立博物館 表慶館 東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00*金曜、土曜、11月2日(木)は21:00まで。*9月17日(日)、9月18日(月・祝)、9月24日(日)は18:00まで。*9月22日(金)、9月23日(土・祝)は22:00まで。休館日:毎週月曜日*ただし9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館、9月19日(火)は休館。出展作家:ジャン・ジレル、セルジュ・アモルソ、エマニュエル・バロワ、クリスティアン・ボネ、ファニー・ブーシェ、ロラン・ダラスプ、リゾン・ドゥ・コーヌ、ジェラール・デカン、ミシェル・ウルトー、ナタナエル・ル・ベール、シルヴァン・ル・グエン、ロラン・ノグ、フランソワ=グザヴィエ・リシャール、ピエトロ・セミネリ、ネリー・ソニエ公式サイト