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【あなたは何しに?】ヨス・フェルスタッペンの“タブー”に触れる?

2017年09月01日 13:32  AUTOSPORT web

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【あなたは何しに?】ヨス・フェルスタッペンの“タブー”に触れる?
F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。そんな人たちに、「あなたは何しに、レースに来たのか?」を尋ねる連載企画。マックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペン。その隣で時々見かける美女。彼女は一体……? 

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 ベルギーGP期間中、国際映像に何度かマックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンの姿がとらえられていた。それもそのはず、日曜日にスパ・フランコルシャンに詰めかけた観客は約10万人だったが、そのうち6万人がオランダ人で、フェルスタッペンにとっても母国グランプリのようなものだったからだ。

 そのヨスの隣で時々、テレビカメラに収まっていた美女がいた。ヨスといえば、2014年に2度目の結婚を行い、その年の9月に生まれたブルージェイという娘(ヨスにとって3人目の子供)を授かったばかりだが、その人ではない。

 つまり、彼女は新しい恋人である。すでに数戦前からパドックに同伴しているのだが、彼女がだれなのか、オランダ人記者ですら把握していない。なぜなら、ヨスは女性に手が早いだけでなく、過去に妻や恋人に対する暴力事件を起こしているように、別の意味でも手が早いため、ヨスにその手の話題について触れることがタブーとされているからだ。

 とはいえ、彼女がいったい何者か、気になるところ。ベルギーGPの土曜日に思い切って聞いてみた。

筆者「ヨス、たくさんのオランダ人が詰めかけていて、まるで母国グランプリのようだね」

ヨス「そうだな。俺が現役の時も『Jos the Boss』っていう横断幕があちこちにあったほど、ベルギーGPはオランダ人で盛り上がっていたな」

筆者「ところで、隣のきれいな方はだれ?」

ヨス「新しいガールフレンドだよ」

筆者「話をしてもいい?」

ヨス「いいよ。でも、電話番号だけは聞くなよ」

 ヨスからの取材許可が降りたので、さっそく彼女の取材を開始した。


「私の名前はアマンダ・ソドレ。ブラジルのサンタカタリーナ州の州都、フロリアノーポリス出身のブラジル人よ。フロリアノーポリスを知らない人のために説明すると、サンタカタリーナ島と周辺の小島で一つの都市を形成している珍しい都市で、ニューズウィーク誌で『最もダイナミックな10都市』の一つに選ばれたほど、美しい街よ。リオやサンパウロとは比べものにならないほど治安が良くて、夜でも安心して外出できるから、日本人にもおすすめよ」

 それにしても、このソドレさん、スタイルはいいし、この日もパープルの口紅をするなど、なかなかのオシャレだが、お仕事は何をしているのだろうか。

「私はブラジルで雑誌のモデルをしているの。いまはヨーロッパにいるけど、時々ブラジルへ帰らないといけないので、ヨーロッパラウンドは今回が最後。あと日本GPにも行くことはできないわ」

 こうして土曜日の取材を終えた翌日、レース前のスターティンググリッドから帰ってきて、メディアセンターへ駆け上がろうとする途中、レッドブルのガレージ裏でヨスがオランダのテレビ局の取材を受けていた。

 土曜日の取材では、話を聞くのに夢中になり、仲の良さそうなツーショットを撮り忘れたので、撮りに行った。快く応じてくれたが、撮影中「おまえ、そのカメラでヌードとか撮ってんだろう」とヨス。

 すると、ソドレさんがすかさず「本当に悪い子ね。ごめんなさい」とフォローしてくれた。
 その日、レース後の取材をしていたら、ヨスとばったり。すると、珍しくヨスのほうから「さっきはごめん。冗談だから、気にしないで」と珍しく真顔で謝ってきた。

 これまでも何度も悪態をついてきたヨス。新しい彼女のソドレさんによって、もしかしたら、少しは反省するようになったのかもしれない。