FIM世界耐久選手権(EWC)のプロモーターであるユーロスポーツ・イベントが、2017/18シーズンのEWCカレンダーを発表した。2017/18シーズンは2017年9月16、17日のフランス・ボルドール24時間を開幕戦として全5戦で争われ、最終戦の鈴鹿8時間耐久ロードレースは2018年7月29日に予定されている。
EWCの2016/17シーズンは7月30日に鈴鹿8耐をもって幕を閉じ、GMTヤマハがチャンピオンを獲得した。その約ひと月半後の9月16日、早くもフランスのボルドールで2017/18シーズンが開幕する。
新たに迎えるシーズンの第1戦はフランス・ボルドール24時間耐久(9月16~17日)、年をまたいで2018年に第2戦フランスのル・マン24時間耐久(2018年4月21~22日)が行われることに変わりはない。
ただ、続く第3戦と第4戦の開催地が昨シーズンから入れ替わった。第3戦はスロバキア・スロバキアリンク8時間耐久(5月12日)、第4戦はドイツ・オッシャンスレーベン8時間耐久(6月9日)となっている。これは、レース開催時期の天候を考慮したものだという。
最終戦は2016/17シーズンと同様に、鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿8耐。例年どおり、7月の最後の日曜開催であることにも変わりはなく、決勝日は7月29日だ。再び2017/18シーズンのEWCチャンピオンが鈴鹿で決まることになる。
また、ユーロスポーツ・イベントは2018/19シーズンには、新たなラウンドを開催することを発表した。これは第1戦ボルドールと第2戦ル・マンとの間の時期にあたる2019年2月に東南アジアで開催され、EWCチームとして契約していない東南アジアと日本のチームによる鈴鹿8耐の予選レースの位置づけになるという。