トップへ

ねごと、映画『トリガール!』スペシャルイベント出演 土屋太鳳、矢本悠馬らと主題歌披露

2017年08月31日 11:32  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 8月30日、池袋屋外スペースにて映画『トリガール!』の9月1日公開及び、その主題歌・挿入歌であるねごと『空も飛べるはず / ALL RIGHT』の8月30日発売を記念したスペシャルイベントが開催された。


(関連:ねごと「DANCER IN THE HANABIRA」で果たした、中野雅之とのコラボレーションの“集大成”


 まずはねごとが登場し、映画主題歌である「空も飛べるはず」を披露。同楽曲はスピッツのカバーだが、原曲の優しい雰囲気を生かしながらも蒼山幸子(Vo / Key)の柔らかい歌声で新たな魅力が感じられる楽曲になっていた。そのまま映画挿入歌の「ALL RIGHT」へ。先ほどよりも力強い演奏を見せていく。中でも藤咲佑(Ba)が跳ねるように演奏しているのが印象的だった。


 この日イベント開始前に降っていた雨は、ねごとの演奏が始まるといつのまにか止んでおり、トークセッションでは蒼山が「風が吹き抜けている場所で『空も飛べるはず』が歌えると、すごく似合っている」と語り、映画主演の土屋太鳳が出演した同楽曲のMVとリンクしていると明かした。


 ステージには“晴れ女”だという土屋と、映画で重要な役を演じた矢本悠馬も登場。土屋はライブについて「心に羽が生えました」と表現し、「すごく幸せでした」と語った。続いて蒼山は「空も飛べるはず」について大好きな曲だと明かし、「本当に素敵な曲なのでそれを受け継ぐような、原曲の良さをそのまま伝えられるようなカバーにしたいなと思っていた」とコメント。


 また「ALL RIGHT」は“ねごと好き”だという英勉監督からテンポ、構成に至るまで具体的なリクエストがあったと語り、蒼山は「それを汲み取りながら今の自分たちのサウンドを良いバランスで作れたらいいな、と」と楽曲への思いを明かした。続けて土屋は「ALL RIGHT」を「何かを踏み出したい人に心から届けたい歌」と評し、<支度は5分で十分>という歌詞に共感すると、矢本は<安心を探すのはもうやめた>という歌詞に言及。矢本は「満足しない、ということは大事だなと思って。そこで安心しちゃうと自分のレベルがそこに留まってしまうのかな、と」と語り、「良い応援ソング」だとコメントした。


 これに対し蒼山は「映画を見て、(主人公の鳥山)ゆきなちゃんのパワーというか、エネルギーを感じて」「飛び方は知ってるはずだよね、という曲を書けたら良いな、と。ゆきなちゃんからインスピレーションをもらいながら書きました」と歌詞について語ると、土屋も「(この歌詞の内容は)聞きたい言葉だと思います。ゆきなちゃん自身も」と頷いた。


 そしてステージには映画のモデルになった芝浦工業大学のTBTメンバーも登場した。全員で「空も飛べるはず」を大合唱し、イベントは無事終了。映画に寄り添い、作品の一部のように仕上がったねごとによる主題歌/挿入歌が披露されると同時に楽曲への思いも明らかになり、9月1日の映画公開への期待が高まるイベントとなった。(村上夏菜)