キム・カーダシアン、ファーストレディ風の写真に批判の嵐　肌はメイクで黒く？

ドナルド・トランプ大統領の妻メラニア夫人も憧れている故ジョン・F・ケネディ氏の妻だった故ジャクリーン・ケネディ・オナシス夫人。その夫人風のファッションで人気誌の撮影に応じたキム・カーダシアンは大興奮で「娘との一生の思い出として大切にするわ」「夫人を敬愛していたんだもの」とインスタグラムに書き込んでいる。しかし写真を見た人々から「これはいただけない」「どうしてこんなことを？」と批判の声が多くあがってしまった。

このほどキム・カーダシアンと長女ノースちゃんが人気誌『Interview』の表紙を飾るにあたって、キムは憧れの故ジャクリーン・ケネディ・オナシス夫人風のファッションと髪型、メイクで完璧に決めた。産後にずいぶん体重を落としたこともありずいぶん華奢で、品の良い服もこの通り大変よく似合っているのだが、多くのファンは彼女の肌が黒いことに気が付いた。

その肌の色は、キムと夫カニエ・ウェストの間に誕生したノースちゃんと同じ。あたかもノースちゃんに合わせるべくダークなメイクを施しているように見え、「肌を黒く塗るのは差別だ」と多くの人々が反発したのだ。また「人気の高かったジャクリーン・ケネディ・オナシスになりきるのは失礼ではないか」という不満を爆発させる人も多く、残念ながら「大変綺麗だ」という称賛の声ばかりではなかった。

黒人が白人のようにメイクすることや、またその逆も非常に嫌われる欧米では、白人が髪を黒人のようにアレンジするだけで大変なバッシングを受けることもある。ジャスティン・ビーバーはしばらく伸ばしていた髪をドレッドロックスにして音楽授賞式に登場したが、「すごく素敵でホット」と褒める声があがる一方で「けしからん！」「文化の盗用だ」と厳しい批判が噴出したことも記憶に新しい。

画像は『Interview Magazine　2017年8月28日付Instagram「For her debut appearance on the cover of a magazine with her daughter, North, ＠kimkardashian channels Jacqueline Kennedy Onassis. ＠stevenkleinstudio」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）