国内唯一、開発競争があるミドルフォーミュラ『JAF-F4』。とはいえ、どのようなカテゴリーなのか、その実態を詳しく知る方はそう多くないのではないだろうか。オートスポーツ本誌では、JAF-F4の魅力を紹介する記事を全5回にわたって紹介していく。
F4はF3とFJ1600の間を埋めるカテゴリーとして1993年に誕生し、20年以上の歴史を持つミドルフォーミュラ。古くは道上龍に始まり、塚越広大、関口雄飛なども、F4を経て国内最高峰の舞台へと駆け上がっていったドライバーたちだ。近年もFJ1600からF4に進む若手ドライバーの数が増えている。
第3回目の今回は2017年シーズン、ホンダの育成ドライバーとしてFIA-F4でシリーズチャンピオンを争った大湯都史樹と、2011年のJAF-F4チャンピオン平川亮、ふたりのJAF-F4卒業生が登場。
現在はそれぞれステップアップを果たしている両名が、JAF-F4が若手ドライバーにとってどのような役割を果たすカテゴリーなのか、また、参戦することで得る優位性について語った。
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