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グランプリのうわさ話/憶測流れるアロンソの移籍話はマクラーレン交渉のためのブラフか

2017年08月30日 14:52  AUTOSPORT web

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2017年F1第12戦ベルギーGP フェルナンド・アロンソ
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 スパの週末、パドックでは、フェルナンド・アロンソがウイリアムズへ移籍かとの噂が飛び交った。ドイツの一部メディアが、ウイリアムズからアロンソへオファーがあったと報じたためだ。

 アロンソは、マクラーレンがエンジンサプライヤーを変更しなかった場合には、どこか別のチームへ行こうと様々な努力を続けており、それが本当ならまさに「渡りに船」というところだ。

 しかし、おそらくアロンソは来季もマクラーレンに留まるか、さもなければ来年1年間はF1から離れて、「休暇」を取るしかないだろう。ウイリアムズの関係者によると、ランス・ストロールの父親であるローレンスが、アロンソを息子のチームメイトに迎えることには断固として反対しているからだ。

 ご存知のように、ローレンスはウイリアムズに年間3000万ユーロ(約39億円)もの資金を提供しているビッグスポンサー。よほどのことがない限り、チームが彼の意向に逆らうことはありえない。

 よって、この噂は完全に事実無根だった可能性が高いが、一部にはマクラーレンと交渉中のアロンソサイドが、意図的に流したブラフだったとの説もある……。

続きはF1速報WEBで掲載中

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