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スーパーGT:ポルシェジャパン 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート

2017年08月28日 12:32  AUTOSPORT web

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スーパーGT:ポルシェジャパン 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート
911 GT3Rは2台が2戦連続のポイント獲得
 鈴鹿市. ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木敏幸)のドライビングアンバサダーを務める藤井誠暢が所属し、911GT3RでD'station Racing(#33)より参戦する2017年のスーパーGT GT300クラス第6戦(鈴鹿サーキット)の決勝において、10位入賞を果たし、2ポイントを獲得しました。もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は8位入賞いたしました。

 スーパーGTの真夏の天王山であり、シリーズ最長の1000kmレースで争われる第6戦鈴鹿1000km。D'station Porsche(#33)は、今回藤井誠暢のパートナーとして、ポルシェ ワークスドライバーのスヴェン・ミューラーが復帰した。

 8月26日(土)の公式練習から好調なタイムをマークし、2番手タイムを記録。午後の公式予選でも、コンマ数秒差の中に幾台ものマシンが連なる激戦のGT300クラスのなかで、藤井が1分59秒564をマークし予選Q1を突破。Q2ではミューラーが1分59秒175というタイムを記録し、今季ベストとなる10番手グリッドを獲得した。

 晴天に恵まれ、4万5000人という鈴鹿でのスーパーGTで過去最高の観衆を集めた8月27日(日)の決勝レースでは、藤井がスタートドライバーを務めたD'station Porscheが序盤から力強い走りを披露。4番手までポジションを上げ、ミューラーに交代。その後も表彰台圏内をうかがう戦いをみせていく。

 しかし、途中ヘアピンカーブ立ち上がりで、ストップしていたトラブル車両の処理のために出されていたイエローフラッグを混戦のなかでミューラーが確認できず、ペナルティストップ10秒が課されてしまった。

 これによりポジションを落としたD'station Porscheだが、さらにレース中のアクシデントによるセーフティカー導入もあり、作戦変更を余儀なくされてしまう。長丁場の1000kmレースで、藤井とミューラーはトップグループと同等のペースで追い上げをみせたものの、最後は10位でフィニッシュ。

 2ポイントを獲得したが、ペナルティストップがなければ表彰台は確実だったために、D'station Porscheの仕上がりを考えると悔しいレースとなった。藤井は現在22ポイントで、ランキング10位につけている。

 もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は、予選で履いたタイヤの合わせ込みに苦慮し18番手スタートに。レースではジョノ・レスターがスタートドライバーを務め、峰尾恭輔と交代しながら追い上げ。

 途中、ドライブスルーペナルティを受けポジションを落としたが、最終的には8位でフィニッシュ。3戦連続のポイント獲得となり、レスター/峰尾組は23ポイントでランキング8位につけている。

 次のスーパーGTレース 第7戦は、10月8日にタイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで決勝レースが行われる予定になっている。

スーパーGT GT300クラス 2017年 第6戦 鈴鹿サーキット 結果

1位 No.65 LEON CVSTOS AMG(158周)
2位 No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(158周)
3位 No.87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3(158周)



8位 No.9 GULF NAC PORSCHE 911(158周)

10位 No.33 D'station Porsche(158周)


ポルシェ ホームページ http://www.porsche.com/japan/