ホンダ「トップ10入りの目標を果たせず。レースペースに課題あり」／F1ベルギーGP日曜

2017年F1ベルギーGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはリタイア、ストフェル・バンドーンは14位だった。

　10番グリッドからスタートしたアロンソは、スタートで7番手に順位を上げたが、ペース不足のため防御できずにポジションを落としていった。26周目、アロンソはエンジンに問題があると報告。チームは、データ上、異常は見られなかったというが、予防的措置でリタイアさせることを決めた。

　バンドーンは20番グリッドからスタートして、1周目に17位に上がったが、2回のピットストップで左フロントタイヤの交換に時間がかかり、セーフティカー出動も有利には働かず、ポイント圏内に入ることができずに終わった。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者　長谷川祐介
　今日はポイント獲得の可能性があると考えていました。ですからトップ10圏外でレースを終えることになり残念です。

　フェルナンドは素晴らしいスタートを決めましたが、全体的に困難なレースに直面しました。彼はマシンに問題があると思うと無線で伝えてきました。データには何も表れていませんでしたが、私たちは予防的措置でマシンをとめることを決めました。

　ホームグランプリのストフェルは、最後尾からのスタートでしたが、一貫していいペースを発揮し、素晴らしいオーバーテイクをするなど、いい走りを見せました。

　アップダウンのある週末でした。予選ではそれなりにいいペースを発揮することができましたが、レースペースには課題があります。PUをさらに改善するため、引き続き開発を推し進めていきます。