ショーは家族連れを含む幅広い年齢層の顧客およそ70人が観覧。ゲストは皆、ブランドのアイテムを身にまとったファッションで来場し、新作のスタイリングをモデルのプレゼンテーションを通じて生で見る機会になった。ショーは3月にパリで発表された2017年秋冬コレクションを中心に構成され、キーモチーフとなる絵の具やパレット、宇宙などのモーチーフがあしらわれたデザインのアイテムが登場。ベロアやジャガード、ファー、ボア、ニット素材のコートやジャケット、ポンチョといった秋冬のアイテムが出揃った。デザイナーの津森千里が自らハンドペイントしたというTシャツやジーンズも今回のために特別に製作。 津森はショー開催にあたり「いつもパリでショーをしているので、顧客に向けて見せることがあまりできなかった。国内でも定期的にイベントを開催しているが、 "See Now Buy Now"の流れもあり秋冬シーズンの立ち上がりの直前のタイミングで、実際に見てもらえる機会になったと思う」とコメントし、ショー後には顧客との写真撮影に応じるなど交流を楽しんだ。