MotoGP第12戦イギリスGP、MotoGPクラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分59秒941でポールポジションを獲得した。
2日目は午前中に行われたフリー走行3回目が、ウエットから始まり、セッションが進むにつれてドライにコンディションが変化。最終的にはドライコンディションで行なわれたが、フリー走行2回目にカル・クラッチロー(ホンダ)が記録したタイムを上回る者はおらず、クラッチローが総合トップでQ2に進出。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたダニ・ペドロサ(ホンダ)とジョナス・フォルガー(ヤマハ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。
Q2は気温22度、路面温度36度のドライコンデションで争われ、マルケスは1回目のアタックで2分00秒106を記録してトップに立つと、2回目のアタックで1分59秒941を記録。ポールレコードを更新して、ドイツGPから4戦連続となる今シーズン6回目のポールポジションを獲得した。
2番手に2回目のアタックで2分00秒025を記録したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続いた。ロッシは今レースで最高峰クラス(500ccクラス/MotoGPクラス)通算300戦を達成した。ホームレースのカル・クラッチロー(ホンダ)が2分00秒106で3番手に続き、スペインGP以来となるフロントロウを獲得。
4番手に2分00秒341でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続き、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は2分00秒399で5番手に。ロレンソはフリー走行4回目では、セッション中盤にマシントラブルに見舞われたが、トップタイムを記録しており、ドゥカティ勢のトップに立った。6番手に2分00秒572でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が続き、Q1でトップタイムを記録してQ2に進出したペドロサは2分00秒578で7番手に。8番手に2分00秒622でヨハン・ザルコ(ヤマハ)、9番手に2分00秒764でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、10番手に2分00秒829でジョナス・フォルガー(ヤマハ)の順で続いた。
ポル・エスパルガロ(KTM)はQ2の2回目のアタックで転倒、2分01秒378で11番手となり、スコット・レディング(ドゥカティ)が2分01秒994で12番手に続き、以上がQ2の結果でグリッドを決定。
以下、Q1のタイム順に、アレックス・リンス(スズキ)が2分01秒285で13番手、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が2分01秒340で14番手、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が2分01秒567で15番手。
以下、16番手に2分01秒669でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)、17番手に2分01秒672でジャック・ミラー(ホンダ)、18番手に2分01秒770でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、19番手に2分02秒017でブラドリー・スミス(KTM)、20番手に2分02秒037でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、21番手に2分02秒185でロリス・バズ(ドゥカティ)、22番手に2分02秒211でティト・ラバット(ホンダ)、23番手に2分02秒787でサム・ロウズ(アプリリア)の順で続いた。