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ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第12戦イギリスGP 初日レポート

2017年08月26日 17:02  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
イギリスGP初日、アティラプワパは32番手タイム
鳥羽は33番手発進

2017年8月25日(金)
Rd.12 イギリスGP
シルバーストーン・サーキット
コンディション:ドライ
気温:22℃ 路面:37℃

 第12戦イギリスGPが、シルバーストーン・サーキットで初日の走行を迎えました。Moto3クラスの金曜日のセッションは、午前と午後にそれぞれ40分間のフリー走行を実施。Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは、2分16秒442の自己ベストタイムで初日32番手。チームメートの鳥羽海渡は、2分17秒123で33番手のタイムを記録しました。

 全長5900mのシルバーストーン・サーキットは全18戦中最長で、平均速度もシーズン屈指のハイスピードコースです。午前のFP1が初走行となったアティラプワパはしっかりと走り込み、コース攻略を進めました。鳥羽も着実にセットアップを進め、フィーリングを向上させました。このセッションでアティラプワパは19番手、鳥羽は24番手タイムを記録しました。

 午後のFP2では、両選手とも午前中より確実に前進し、アティラプワパは0.763秒、鳥羽は0.754秒のタイムアップを果たしました。

 明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートする予定です。

ナカリン・アティラプワパ (32番手 / 2'16.442 / +3.122)
「午前のFP1では、ライン取りを覚えてプレーキングポイントを学ぶことに集中し、周回ごとにどんどんラップタイムを詰めていくことができました。午後はバンプの多いこのコースに対応するために、サスペンションのセットアップに取り組みました。明日のセッションは、午前のFP3でまず2分14秒台を狙いたいと思います」

鳥羽海渡 (33番手 / 2'17.123 / +3.803)
「午後のFP2ではタイムをあまり気にせず、一人で走ることに集中しました。集団の中で走れば、ストレート区間だけでも1.6秒くらいは詰められると思います。オーストリアで改善したブレーキのフィーリングがいいので、明日はさらにタイムアップできそうな自信があります」

岡田忠之 チーム監督
「ナカリンは、今日がシルバーストーン初体験でした。明日はコース攻略をさらに進めることができるように、データをチェックして彼にアドバイスを与えます。海渡はコーナーの立ち上がりで、はらむ傾向があるので、その部分を改善すれば、明日はさらに集中してセッションに取り組めるようになるでしょう」