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インディ第15戦予選:チームメイトを抑えパワーが通算50回目のPP。琢磨はホンダ最速の6番手

2017年08月26日 11:02  AUTOSPORT web

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逆転チャンピオン獲得を狙うウィル・パワー。通算50回目のポールを喜ぶ
インディカー・シリーズ第15戦がゲートウェイで開催。25日に行われた予選では、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が今季6度目となるポールポジションを獲得した。佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)は、ホンダ最上位となる6番手グリッドから決勝レースに挑む。

 残り3戦となった2017年のインディカー・シリーズ。第15戦は、2003年以来の復活開催となるゲートウェイ・モータースポーツパークの全長1.25マイルオーバルで争われる。

 プラクティス走行から前戦のウイナー、ウィル・パワーが速さをみせトップタイムをマーク。チャンピオン争いのライバルでもあるペンスキーのチームメイト3人も後に続く。

 予選でもペンスキー勢が他チームを圧倒。まずは5番手にアタックしたシモン・パジェノーが平均186.747mphでトップに立つ。

 悲願のチャンピオン獲得を目指すエリオ・カストロネベスはパジェノーのスピードを上回るも、16番目にアタックしたランキングトップのジョセフ・ニューガーデンが2ラップともに23秒台で走行し平均188.361mphで逆転。


 ペンスキー同士の高レベルな争いに他チームも追いつけず、いちばん最後のアタック順のパワーが走行へと向かう。

 パワーは1周目を23秒7206とトラックレコードを更新。2周目も23秒7373とニューガーデンを上回るタイムで走行し、平均189.642mph。パーフェクトな予選アタックを見せ、今シーズン6度目となるポールポジションを獲得。通算50回目となる記念すべきポールとなった。

 6番目と早い順番で予選アタックを行った佐藤琢磨。ホンダ勢最速となる184.186mphを記録し、予選6番手を獲得した。


 インディ500予選での大怪我から復帰したセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)は、予選19番手から決勝レースに挑む。