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マクラーレン「準備は順調。あらゆる事態に備え、チャンスをつかみとりたい」/F1ベルギーGP金曜

2017年08月26日 11:02  AUTOSPORT web

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2017年F1第12戦ベルギーGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
2017年F1ベルギーGPの金曜、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=13位/2=11位、ストフェル・バンドーンはフリー走行1=10位/2=14位だった。

 2台は一日を通して空力評価、セットアップ、バランスに関する作業に取り組んだ。FP1では一時ふたりともDRSの問題を訴えたが、最終的にはまずまずの周回数をこなすことができた。FP2では終盤20分に大雨が降ったため、不必要なリスクを避けるために、走行を切り上げたということだ。

 今回ホンダはパワーユニットをアップグレード、アロンソには“スペック3.5”、バンドーンには“スペック3.6”を搭載した。バンドーンはパワーユニットとギヤボックス交換のため、合計40グリッド降格のペナルティを受けることが決まっている。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
 今日は雨に妨げられはしたが、比較的有意義な一日だった。シャシーサイドでは空力やハンドリングに関する多数の評価作業を行うことができた。スパはマシンに厳しいサーキットなので、準備を万全に整えたいと思っている。

 セッション2回を高い信頼性を持って着実に走ることができたのは喜ばしい。そのおかげで明日の重要な予選に向けて役立つ情報を集めることができた。ストフェルは残念ながら決勝は後方からのスタートになるが、フェルナンドにとっては決勝でいい結果を出すためにはいいグリッドを手に入れることがカギになる。ホームGPを迎えたストフェルは今日、母国ファンの前で堅実なパフォーマンスを披露した。彼のために、レースで最大の力を発揮するマシンを用意したい。 

 スパでは天候の予想がつかず、コンディションがあっという間に変化する可能性がある。あらゆる事態に備えてセットアップを最適化するため、努力していく。土曜に雨が降れば、予選が面白い状況になるかもしれない。日曜にも何が起きてもおかしくないと思っている。