FIAはF1ベルギーGPにおいてマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンがパワーユニットおよびギヤボックスを交換することを確認した。これにより、金曜時点でバンドーンが決勝で合計40グリッドダウンのペナルティを受けることが明らかになった。
木曜にチームはバンドーンがアップグレード版パワーユニットを使用するため大量のグリッド降格処分を受けることを認めていたが、詳細がFIAによって発表され、すべてのエレメントが交換されることが分かった。バンドーンは5基目のICEとMGU-K、6基目のエナジーストアとコントロール・エレクトロニクス、8基目のターボチャージャーとMGU-Hを導入、合計35グリッド降格となる。
さらに金曜夜、FIAはバンドーンが6戦連続使用の条件を満たさずにギヤボックスを交換することも発表した。これによるペナルティは5グリッド降格であり、合計40位ダウンになり、最後尾スタートがほぼ確実な状況だ。
一方、ザウバーのマーカス・エリクソンとパスカル・ウェーレインもギヤボックス交換を行い、それぞれ5グリッドダウンのペナルティを受けることが分かっている。