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バンドーン「40位降格でも気持ちは前向き。入賞目指して向こう見ずに戦うよ!」マクラーレン・ホンダF1

2017年08月26日 07:22  AUTOSPORT web

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2017年F1第12戦ベルギーGP ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)とエグゼクティブディレクターのザック・ブラウン
2017年F1ベルギーGPの金曜、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンはフリー走行1=10位/2=14位だった。初のホームグランプリに挑むバンドーンだが、パワーユニットとギヤボックス交換により金曜時点で40グリッド降格が決まっている。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン フリー走行1=10位/2=14位
 もちろん、(グリッド降格)ペナルティで決勝を最後尾からスタートしなければならないというのは理想的な状況とは言えない。でもシーズン序盤にトラブルが続いたから、避けられないことなんだ。マシンに新しいパーツを入れるたびに、その代償を支払わなければならないことは分かっている。

 日曜はどうするかって? 誰にも負けない、向こう見ずなドライバーとして走るつもりだよ! これまで獲得したのは1ポイントだけ。これじゃ寂しいから、点数を増やすことを目指して走る。

 スパは大好きなサーキットのひとつだし、マシンの感触はすごくいい。確かにここはパワーが重要なサーキットだけど、優れたシャシーが力を発揮できる場所でもあるんだ。今日はうまくいったと思う。マシンの感触はよかったし、コーナーでは強力だった。それはすごくポジティブなことだ。

 最後尾スタートだと分かっているから、いつもの金曜とは違う作業を行った。決勝を想定して燃料をたっぷり積んだ状態でのセットアップに重点を置いたんだ。不安定な天候になれば、いい結果を出せる可能性はあると思っている。ペナルティでモチベーションが下がるようなことは全くないよ。将来のことを考える必要があるし、(今回、新パーツを入れることが)今後のグランプリにおいてメリットにつながるだろう。 

 シーズン後半戦には自信を持っているんだ。今後もサーキットによって僕らとの相性がいいところと悪いところがあるだろうけど、ポイント獲得のチャンスが訪れれば、それをしっかりとつかむ必要がある。