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F1ベルギーGP FP2:セッション後半に降雨、序盤にタイムを出したハミルトンがトップタイム

2017年08月25日 23:02  AUTOSPORT web

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2017年F1第12戦ベルギーGP FP2のセッション後半に雨が降りタイム更新ならず
8月25日現地時間14時、ベルギーGPのフリー走行2回目が行なわれた。雲が増えて太陽は姿を隠したものの、依然として雨が降りそうな気配はなく、降水確率は20%。気温は22度、路面温度は30度とこの時期のスパ・フランコルシャンとしては温暖なコンディションでセッションは始まった。FP1でクラッシュしたフェリペ・マッサのマシンは依然として修復作業が行なわれており、マッサはレーシングスーツに着替えることなくセッションを見守っている。  

 セッション序盤はスーパーソフト中心の走行で、ルイス・ハミルトンとキミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソ、ケビン・マグヌッセン、パスカル・ウェーレインだけがソフトを履いてチーム内で2スペックの比較データを収集する。セッションが進むにつれてレーダー上には雨雲が出て来たためプログラムを前倒しするチームも少なくなく、多くが早い段階からウルトラソフトを投入して走行を始める。

 この段階でタイムシートのトップはハミルトン、2番手キミ・ライコネン、3番手バルテリ・ボッタス、4番手マックス・フェルスタッペンの順で、3強の後方7番手にはルノーのニコ・ヒュルケンベルグが1.688秒差でつける。ライコネンはフロントのグリップ不足を訴えターン4でハーフスピンを喫する。

 セッション開始から1時間になろうかというところでターン5~6やターン15から雨粒が落ち始め、やがて雨脚が強まる。15時5分を過ぎたところでメインストレートやケメルストレートでも雨が降りだし、各車は走行を断念してピットに戻る。

 15時9分にはウエットトラック宣言が出されるが、土曜以降も雨が予報されているためウエットタイヤをセーブしようとどのマシンもコースインはしない。15時17分にダニエル・リカルドとフェルナンド・アロンソがインターミディエイトタイヤでコースインするものの雨脚はさらに強まり、アクアプレーニング現象が起きてまともに走れる状態ではなくそのままピットに戻った。

 結局セッションはそのまま終了となり、ハミルトンがトップタイムのままFP2を終えた。