前戦F1ハンガリーGPを体調不良のために欠場したフェリペ・マッサが、FIAからベルギーGPへの出場許可を得て、復帰することが正式に決まった。
マッサはハンガリーの金曜プラクティスFP2の際に体調不良に陥ったが、メディカルチェックの結果、走行を認められたため、土曜FP3に出場した。ところがセッション中に再び体調が悪くなり、走行を中止、予選以降への出場を断念した。
そのためチームはリザーブドライバーのポール・ディ・レスタを代役に起用、2013年までF1レギュラードライバーを務めていたディ・レスタが突然のF1復帰を果たすことになった。
サマーブレイクを経て、マッサはベルギーに到着した後、FIAのメディカルチェックを受けて、これにパスしたことが明らかになった。
木曜記者会見に出席したマッサは、体調について聞かれ「調子はいいし、また走る準備は整っていると思う」と答えた。
「目まいだと診断された。生まれて初めてのことで、それがレースの週末に起きたのはついてなかった。そのせいで出場できなかった。でも今は体調はいいよ。シーズン後半、いいレースをしたいと思っている」