トップへ

MotoGP:シルバーストンは「ライディングスタイルに合っている」とビニャーレス

2017年08月24日 17:32  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

MotoGP:シルバーストンは「ライディングスタイルに合っている」とビニャーレス
MotoGP第12戦イギリスGPの開幕前に、モビスター・ヤマハMotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシ、モンスター・ヤマハ・テック3のヨハン・ザルコが意気込みを語った。

■マーベリック・ビニャーレス(MotoGPクラスランキング3位)
 前戦オーストリアGPでランキング3位に後退したマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。シルバーストンは昨年、MotoGPクラス初優勝を飾ったコースであり、シーズン中盤以降、やや波のあるレースを続けているビニャーレスにとって、チャンピオンシップを考えても今回のレースは重要な一戦となる。

 Moto3時代の2012年と2013年にはポールポジションを獲得、2012年には1勝を記録。Moto2時代の2014年には3位表彰台を獲得した経験を持つ。

「シルバーストンで再びレースができることはエキサイティング。去年はMotoGPクラスで初優勝を達成した。僕にとって特別なコースなので全力で臨むつもりだ。ミサノで行なったプライベートテストはいいフィーリングで終えることができた」

「シルバーストンでは金曜日からよいセットアップを見つけるために頑張りたい。シルバーストンは高速コーナー、シケインがあり、僕のライディングスタイルには合っているのでこのコースは大好き。シーズンの中でもベストコースの一つだし、待望のグランプリの一つ。去年の勝利を繰り返すためにも最大限プッシュするよ」

■バレンティーノ・ロッシ(MotoGPクラスランキング4位)
 第8戦オランダGPで1勝を記録した後、第9戦ドイツGP以降の3戦では表彰台から遠ざかっているバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)だが、ランキング4位をキープ。シルバーストンでは2014年に3位、2015年に優勝、昨年は3位入賞と、3年連続で表彰台を獲得しており、ロッシが得意とするコースだ。

「ミサノで行なったテストの後、シルバーストンに臨む。マシンを改善するためのポジティブな解決策を見つけることができたかどうか、最初のセッションで確認したい。シルバーストンはとても楽しく、美しいコースだが、とてもタフなコースでもある」

「コース長は長く、高速コーナーが多い。ブレーキング、高速コーナーでのマシンの完ぺきなセットアップを見つけることが重要だ。僕のライディングスタイルに合った素晴らしいコースだ。いいレースウイークを過ごし、表彰台をかけて戦いたい」

■ヨハン・ザルコ(MotoGPクラスランキング6位)
 ルーキートップのランキング6位につけるヨハン・ザルコ(ヤマハ)。シルバーストンではMoto2時代の2014年にポールポジションを獲得、2015年に2位入賞、昨年は優勝を成し遂げている。

 前戦オーストリアGPでは5位入賞を果たし、調子は上向き。MotoGPマシンで初走行となる今年、どんなパフォーマンスを見せるかに注目だ。

「手堅いレースができたオーストリアの後に、イギリスGPを迎えることができてハッピー。シルバーストンは超高速コースだ。モチベーションも高く、トップ争いに加わり、チャンピオンシップのためにできるだけ多くのポイントを獲得することが目標となる」

「Moto2時代はシルバーストンで戦闘力があったので、MotoGPマシンでもフィーリングがいいことを願っている。レースに向けて自信があるし、うまくタイヤをマネージメントして、トップ集団に近い位置でレースをフィニッシュしたい」