アニメーション映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』が11月18日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。
同作は、『ティム・バートンのコープスブライド』『コララインとボタンの魔女』などを製作したスタジオライカによる日本を舞台にしたストップモーションアニメーション。三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操る不思議な力を持つ少年クボが、闇の魔力によって失った父母の仇を討つ準備を進めるなかで、やがて自身が執拗に狙われる理由が母がかつて犯した罪にあることを知るというあらすじだ。
メガホンを取ったのは、黒澤明や宮崎駿から影響を受けたというトラヴィス・ナイト。声の出演には、闇の魔力を持つ祖父に狙われて片目を奪われたクボ役のアート・パーキンソン、道中で出会う面倒見の良いサル役のシャーリーズ・セロン、弓の名手・クワガタ役のマシュー・マコノヒー、闇の姉妹役のルーニー・マーラ、月の帝役のレイフ・ファインズらが名を連ねている。
同作は、昨年に『アカデミー賞』長編アニメ映画賞、『ゴールデングローブ賞』アニメ映画賞、「アニメ映画界のアカデミー賞」と称される『アニー賞』などにノミネート。10月25日から開催される『第30回東京国際映画祭』の特別招待作品として上映される。