2度のF1ワールドチャンピオン、ミカ・ハッキネンが、ラグナセカで開催されたロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオンに登場。1974年にエマーソン・フィッティパルディとチームにタイトルをもたらしたマクラーレンM23でデモ走行を行った。
カリフォルニア州のマツダ・レースウェイ・ラグナセカにて、毎年恒例のヒストリックカーイベント、モントレー・モータースポーツ・リユニオンが行われた。
当初、このイベントではジェンソン・バトンがM23をドライブする予定でいたが、バトンは8月27日に鈴鹿サーキットで開催されるスーパーGT第6戦鈴鹿1000㎞に参戦するため、マクラーレンのアンバサダーを務めるハッキネンが代役を務めることとなった。
「倉庫から古いオーバーオール(レーシングスーツ)を引っ張り出してこなければならなかったよ。少しばかりキツかったと白状しなければならないね」とマシンを降りたハッキネンは笑顔でコメントした。
起伏があるラグナセカのコースを、サスペンションが柔らかい昔のマシンで走るのは最高の気分だったとハッキネンは語った。「今のF1マシンで走ったらずっと3輪走行になってしまいそうだけどね」
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入念にオールドマシンの操作方法を確認するチャンピオン
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フォードDFVの心地よいサウンドを響かせてコーナーを駆け抜けていくM23
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40年以上前のマシンを駆るのは元チャンピオンにとっても貴重な経験
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「アップダウンがあって、コーナーにキャンバーがついているラグナセカはサスペンションがかなりソフトな古い時代のマシンで攻めるには完璧なコースだ」とハッキネンはデモランを楽しんだ。
今シーズンから古巣マクラーレンのアンバサダーに就任したハッキネンは、今後もこの種のイベントに登場する予定となっている。