映画『KOKORO』が11月4日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される。
弟・ナタンの死をきっかけに日本を訪れたフランス人・アリスと、旅先の住人たちとの交流を描く同作。ナタンの旅行先であった日本を訪れたアリスが、ナタンの足跡を追ううちに自殺の名所とされる断崖がある海辺の村に行き着き、死ぬために外からやってくる人々の心の傷を癒そうとする村の住人たちに出会うというあらすじだ。
アリス役で主演を務めるのはイザベル・カレ。村に住む元警察官のダイスケ役を國村隼が演じるほか、同じく村に住むジロウ役を安藤政信、好奇心の強い女子高校生のヒロミ役を門脇麦が演じる。監督と脚本を、同作が長編第2作となるベルギー出身のヴァンニャ・ダルカンタラが担当した。原作は2010年に発表されたオリヴィエ・アダムの小説『Le Coeur régulier』。同作はベルギー、フランス、カナダの合作映画となる。