インディカー・シリーズに参戦するシュミット・ピーターソン・モータースポーツは、ワトキンス・グレンと最終戦のソノマでジャック・ハーベイを起用することを発表した。
2017年も前年に引き続きジェームズ・ヒンチクリフとミカエル・アレシンのコンビでインディカーを戦っていたシュミット・ピーターソン・モータースポーツ。8月中旬にアレシンは、LMP1カー開発に集中するためインディカー参戦中止を発表し、前戦のポコノではトロント戦でも起用したセバスチャン・サーべドラが代わりに7号車をドライブしていた。
サーべドラは今週末のゲートウェイ戦にも出場するが、残り2戦はインディライツでシュミット・ピーターソンから参戦していたハーベイを起用する。
「僕にとって本当にエキサイティングな時間だよ。SPMでみんなに再会できてうれしいね。僕たちはインディライツ時代に多くの成功を収めてきた。親しい顔がたくさんいる中に戻ることに興奮しているよ」とハーベイ。
ハーベイは今シーズンのインディ500でマイケル・シャンクス・レーシングとアンドレッティ・オートスポートの共同チームでインディカーデビューを果たし、ロードコースでのインディカーレースは初めてとなる。
「ワトキンス・グレンで走ることを楽しみにしているんだ。ドライブしたことはないけれど、アメリカに来る前から走るのを夢見ていた、バケットリストのトラックさ」と期待を語る。
ハーベイは昨年ミド・オハイオでテストを行った際に、チームのゼネラルマネージャーをピアーズ・フィリップスの興味を集めたようだ。
「ジャックは、インディライツのキャリアを通じてチームにとって素晴らしい仕事をしてくれた。我々は彼をインディカー・プログラムに組み込み方法を検討していたんだ。それを実現できて素晴らしいね。彼とジェームズと一緒にシーズンを終えることを楽しみにしているよ」とフィリップスは語っている。