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徳永英明、原恵一、豊田エリーら、ファティ・アキン監督作『50年後のボクたちは』に絶賛コメント

2017年08月23日 16:52  リアルサウンド

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 9月16日に公開される映画『50年後のボクたちは』に徳永英明ら著名人が絶賛コメントを寄せた。


参考:『ベイビー・ドライバー』E・ライト監督インタビュー 「『ラ・ラ・ランド』と比較されるのはすごく不思議」


 本作は、ドイツ国内で220万部以上を売り上げるベストセラーとなったヴォルフガング・ヘルンドルフの小説『14歳、ぼくらの疾走』を、『ソウル・キッチン』『消えた声が、その名を呼ぶ』のファティ・アキン監督が実写化したロードムービー。同級生から変人扱いされているクラスのはみだし者、14歳のマイクと、風変わりな転校生チックが、無断で借用したオンボロ車“ラーダ・ニーヴァ”に乗って、夏休みに無鉄砲で考えなしの旅に出る模様を描き出す。


 本作にコメントを寄せたのは、シンガーソングライターの徳永英明や映画監督の原恵一、作家の宗田理、シンガーソングライターの七尾旅人、女優の豊田エリーら各界の著名人。14歳のはみだし者たちを応援するコメントを寄せている。


【著名人コメント一覧】


■徳永英明(シンガーソングライター)
ひと夏で変わる 女子は色っぽく 男子は男らしく
いいなぁ 青春だなぁ 自分の人生を振り返りたくなる
この物語は中学時代なんだけど 僕の高校時代は楽しかったなぁ
あんなハチャメチャな時代はなかったなぁ
50年 後か。。。あの頃のみんなと会うには あと10年後だよ(笑)


■宗田理(作家「ぼくらの七日間戦争」)
マイクと転校生がくり展げる二人旅。過ぎた青春のノスタルジーで胸が痛くなる。


■原恵一(映画監督)
14才の冒険を応援する大人でありたい。
リア充なんてクソ食らえ! ローン・ウルフになれ! 広野を目指せ!! その先に本当の人生はある。


■池内紀(ドイツ文学者/エッセイスト)
本作はすぐれた旅の映画だ。
見知らぬ土地で、自分たちだけの出会いと発見をした幼い魂の記録である。


■落合恵子(作家)
大人社会に抗うことから、子どもは「自分自身」を獲得する。
14歳のワイルドにしてデリケートなアウトサイダーに心からのエールを!


■七尾旅人(シンガーソングライター)
つまはじきの少年ふたり、盗んだ青い車で夏を横切っていく。
最低の日々を、小さな腕が束の間塗りかえようとする、時間の神に祝福された、瑞々しいバディフィルム。


■辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
ダサさが一周して最高に COOLな14歳。
かつて14歳だった全ての人が、インナー中2を成仏させることができる作品です。


■豊田エリー(女優/タレント)
子供でも大人でもいられない14歳。
全てのわだかまりから解放される冒険の日々はあまりに無鉄砲。でもなぜだかこの二人が堪らなく好きだ。


■マライ・メントライン(翻訳・通訳・エッセイスト)
ジュニアノベルの体裁で、読み手を選ばぬ訴求力を持つ、ドイツ初の「本物」ハードボイルドだった
原作の衝撃と味わい深さを映像化するのは無理だろう、と疑っていた。が、期待以上の素晴らしい出来だ。
誇張抜きに「人間必見」映画!


■金原瑞人(翻訳家)
この映画をひと言で表すことのできる言葉をさがして行き着いたのが、’Smashing!’
破壊的で、強烈で、鮮烈で、最高の若者映画だ。


■篠山輝信(俳優/舞台「チック」マイク役)
人生に悩む全ての14歳とかつての14歳へ。さあ、チックと一緒に出かけよう。新しい自分に出会う旅へ!


■柄本時生(俳優/舞台「チック」チック役)
ファティ・アキンの作品ってあまり観たこと無かったなぁ。
また一つファンになった作品が増えました。何にも無い14歳の少年達を是非。


■小島藤子(女優)
10代の頃に夢見た大冒険とは少し違いますがそれでも今年の夏は彼らのおかげで最高の冒険ができた気がします。
私にとって大切な一本になりました。


■今市子(漫画家)
50年後に私は間違いなく死んでいるけど、彼らには絶対にあの場所で出会って欲しい。
そんな未来を切望させてくれる映画でした。


■星野概念(精神科医・ミュージシャン)
彼らはきっと、人知れず色々なことを考え、夢中に、直感的に、生きる。
その煌めきは、誰もが知るリチャード・クレイダーマンに、初期衝動を響かせる。
さすが中二! 最高!!


■村田順子(漫画家)
最高にカッコイイ!
はみ出しっ子ふたりの放浪記は暴力や悪人に翻弄されることもなく、
どこかほのぼのとしてドイツ児童文学の香りが心地良かった。


■青野賢一(ビームス創造研究所クリエイティブディレクター/ライター)
無謀、無計画、無免許、無食(?)____ないものだったら全部ある、14歳のアナーキーな旅。
夏休みが終わっても50年後まで続く旅。


(リアルサウンド編集部)