ドナルド・トランプ氏が大統領選に向けて国中を飛び回っていた頃から、末っ子のバロン君は根も葉もない噂を流されるなど嫌がらせを受けてきた。そのような風潮に異議を唱えてきたのは、トランプ氏と大統領選で戦ったヒラリー・クリントン氏の娘チェルシーさんで、今回はバロン君の服装を批判したメディアに物申した。
このほどチェルシー・クリントンさんがTwitterを更新し、このように書き込んだ。
「メディアも皆さんも、もうバロン・トランプ君をそっとしておいてあげるべきよ。プライベートな環境で、子供時代を過ごさせてあげるべきだわ。」
このたびチェルシーさんが立腹したのは、非常に保守的な一部メディアがラフな服装のバロン君を批判したからだ。
これまでのバロン君は父ドナルド・トランプ大統領のようなスーツを好み、ネクタイもつけて正装するのが好きだったという。しかし最近では子供らしいTシャツ姿で大統領専用機に乗ることも多く、一部メディアは「ホワイトハウスにいる時と同じような服を着るべきではないか」とバロン君のラフな格好についてこのように述べた。
「バロン君は大統領の息子であっても責任はない立場です。しかし公の場に出る際には、正装してもいいはずです。」
常に正装しスーツで決めていた頃は、「変わった子だ」と叩かれたバロン君。しかし正装を止めればマナー違反をしているかのごとく批判されるバロン君に、同情する声は多くなってきた。ちなみにチェルシーさんは過去にもバロン君を擁護し、「どの子とも変わらぬよう、子どもらしく暮らすチャンスを与えるべき」などとツイートしていた。バロン君が国民を傷つけた、または失礼な態度で海外の政治家を怒らせたことは当然ながら一度もない。11歳の子どもであるにもかかわらずアレコレと批判・推測されてしまうバロン君だが、チェルシーさんの言う通り「そっとしておいてあげるべき」だろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)