映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』の主題歌と挿入歌が発表された。
10月7日から全国公開される同作は、町麻衣が『FEEL YOUNG』で連載中の同名漫画を原作にする恋愛映画。ある大学の生物学科の研究室を舞台に、一見「草食系男子」だが、先輩の椿と出会ったことで恋愛に目覚め、椿に「肉食系」のアプローチをするアヤメと、恋愛に積極的に見えるが、以前太っていたことをコンプレックスに持つ椿の駆け引きを描く。
主題歌と挿入歌を務めるのは、10月11日リリースのシングル『チクタク』でメジャーデビューを果たすedda。主題歌の“ディストランス”、挿入歌の“魔法”は共に『チクタク』のカップリング曲として収録される。なお同作のタイトル曲“チクタク”は日本テレビほかで放送されるタツノコプロ55周年記念アニメ『Infini-T Force』のエンディングテーマとなっている。
アヤメ役の黒羽麻璃央は楽曲について「eddaさんの不思議でホッコリとする雰囲気とアヤメくんの雰囲気がピッタリとハマっていますしなんだろマシュマロ的な?」とコメント。椿役の足立梨花は「完成した映画を観て、まずみんなが『あの歌誰が歌ってるんですか?』と監督に聞いていました。それぐらい、アヤメくんの世界観にもピッタリで…」と振り返っている。芝崎弘記監督はエンディングで使用される“ディストランス”について、「聴けば聴くほど、主人公とヒロインの恋が走りだすシーンでこの楽曲を使いたいと思いにかられ、映画音楽の表現としては異例の本編中、同一曲が二回流れる展開になった」と明かしている。
■黒羽麻璃央のコメント
eddaさんの不思議でホッコリとする雰囲気とアヤメくんの雰囲気がピッタリとハマっていますしなんだろ
マシュマロ的な?
主題歌の「ディストランス」を聞いて恋をすると自分の世界がその人に染められていく模様や「恋に落ちた僕の心臓を食べて」この表現に全部持っていかれましたね。
恋って心臓をえぐられる感覚とかありますもんね。
「魔法」は挿入歌なだけあって椿ちゃんとアヤメくんの心情がのってると思います。
優しさと切なさ聴きながら撮影期間中の椿ちゃんへの思いがふつふつとまた沸騰してます。
■足立梨花のコメント
完成した映画を観て、まずみんなが「あの歌誰が歌ってるんですか?」と監督に聞いていました。
それぐらい、アヤメくんの世界観にもピッタリで…
すごく気になる歌で…こんな素敵な曲が主題歌で嬉しいです!
この映画とともに、早くみなさんにもこの曲を聴いてほしいと思いました。
■芝﨑弘記監督のコメント
映画の主題歌を依頼するにあたり「観た人すべてが、ハッピーになれる曲」をお願いした。
eddaから紡ぎ出された曲「ディストランス」は、まさに“恋が走りだす”イメージそのものだった。
当初はエンディングテーマのみでの起用を考えていたが、聴けば聴くほど、主人公とヒロインの恋が走りだすシーンでこの楽曲を使いたいと思いにかられ、映画音楽の表現としては異例の本編中、同一曲が二回流れる展開になった。
他のアーティストが敢えて詞にしないところを、少し違った目線で真っ直ぐに伝えてくるeddaの世界観。
確実に聴く人の心を掴むその歌声は、これから多くの人の感情を揺さぶるだろう。