スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているドゥカティのワークスチーム、Aruba.it レーシング-ドゥカティは8月22日、マルコ・メランドリとの契約延長を発表。2018年もメランドリとチャズ・デイビスのコンビでSBKに参戦する。
現在35歳のイタリア人ライダーのメランドリは、2017年シーズンのSBK第9戦終了時点で8度の表彰台を獲得。また第5戦イタリアのレース2では、地元ファンが見守るなか優勝を飾っている。
そのメランドリが2018年もチームに残留。2016年から2年契約を結んでいるデイビスとタッグを組むこととなる。このコンビはこれまで通算46勝、118回のポディウムフィニッシュを達成している。
「このプロフェッショナルなコラボレーションを延長することができて、本当にうれしく思っている。これは、ライダーとしてのキャリアの新たな始まりとなるものだ」とメランドリ。
「これまで、ドゥカティやAruba.itとともに記憶に残るようなレースを戦ってきた。レースからしばらく離れていたから、パフォーマンスの面で影響はあったと思うけど、これからまだまだ走りを改善できると確信している」
「より高い目標を達成するために、同じチームと同じマシンで参戦することが非常に重要だ」
「来シーズンに向けて、より多くの経験と自信を持って戦う準備はできている。このようなチャレンジの機会を得ることができて、最高に幸せだよ」
「まずは、今年のチャンピオンシップでできる限り良いリザルトを残すことが必要だね。あと4戦が残っているけど、100%の力を出し切って、シーズンの最後に自分たちのパフォーマンスを証明したいと思っている」
ドゥカティコルセのゼネラルマネージャーを務めるルイジ・ダッリーニャは「私たちの努力が実り、今年と同じテクニカル・パッケージとライダーで来シーズンのスーパーバイク世界選手権を戦うことができ、大変うれしく思っている」とコメント。
アルバのCEO兼チーム代表のステファノ・チェッコーニも「メランドリとの契約を延長することは、当然の結果と言えるだろう。マルコとチャズは、タイトルを目指して戦うと同時に、私たちは、彼らが勝つために必要なマシンを開発するために最善を尽くす」と2018年シーズンへの展望を語った。