MotoGP：型落ちドゥカティで奮闘のカレル・アブラハム、アスパーと契約延長で合意

MotoGPに参戦しているプルアンドベア・アスパー・チームは8月21日、カレル・アブラハムとの契約延長で合意。2018年はアブラハムと、すでに契約延長で合意しているアルバロ・バウティスタとのコンビを継続する。

　2017年からMotoGPクラスに復帰参戦しているチェコ人ライダーのアブラハム。今季は2015年型ドゥカティ・デスモセディチGP15を走らせており、ベストリザルトは第8戦オランダGPで記録した7位だ。

　チームは、これまでアブラハムが発揮しているポテンシャルに満足しているといい、チーム代表のホルヘ・マルティネスも「契約を更新できてうれしく思う」と述べている。

「去年、アブラハムと契約した時から素晴らしい働きを期待していたが、彼が持ち帰ったリザルトは我々の予想をはるかに超えたもので、いい意味で驚きを覚えた」

「彼はプレシーズンテストの時から、我々の予想以上のパフォーマンスを発揮していたし、レースを戦うごとに向上を果たしている。今後も、アブラハムとともに互いを高めあっていくことができるだろう」

「アブラハムはチームの働きに満足していて、我々も彼には満足している。だから（契約延長は）簡単な選択だった。今後も同じやり方で、より大きな目標を目指していく」

　アブラハム自身も「アスパーと契約を更新できてうれしいよ。僕にとって同じ面々と仕事を続けていくことは重要なことだからね」とコメントした。

「2018年シーズンに待ち受ける新たなチャレンジを楽しみにしているけど、今は2017年シーズン残りのラウンドに集中しなくてはいけない。（契約延長は）本当にうれしいことだけど、まずは目の前の戦いに集中したい」