吉住渉の漫画『ママレード・ボーイ』が、桜井日奈子と吉沢亮のダブル主演で実写映画化。2018年に全国公開される。
突然同居することになった高校生・小石川光希と松浦遊の恋愛模様を描く同作。お互いの両親がパートナーを交換して再婚したことから4人の親たちと共に同居することになった光希と遊が、生活の中で徐々に惹かれあっていくが、光希に告白するクラスメイト・銀太や、遊の元彼女だと主張する亜梨実らが登場するというあらすじだ。
実写版では光希役に桜井日奈子、遊役に吉沢亮を起用。桜井は「20年以上も前の作品を現代でどう表現するのか、光希の髪型や衣装がどうなるのか、今からワクワクしています」とコメント。吉沢は「今回のようなドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用する時が来たなと」「どうぞ温かい目で見守ってください」とコメントしている。なお桜井日奈子と吉沢亮は、本日8月22日22:00から実写化を報告するLINE LIVEに登場する。
監督を『PとJK』『オオカミ少女と黒王子』などの廣木隆一、脚本を『今日、恋をはじめます』の浅野妙子が担当。廣木監督は「僕の中での原点でもあり今なお愛されてる原作を映画化できることはとても嬉しいです」と意気込みを語っている。
1992年から1995年にかけて『りぼん』で連載された『ママレード・ボーイ』は、これまでにテレビアニメ、劇場版アニメ、台湾で実写テレビドラマとして映像化。原作者の吉住渉は現在、『ママレード・ボーイ』から13年後の世界を描いた続編『ママレード・ボーイ little』を『Cocohana』で連載中だ。
■桜井日奈子のコメント
私が映画のヒロイン役?本当の事なんだろうか?とまだ実感できていないのが正直な気持ちです。「ママレード・ボーイ」のヒロイン、小石川光希はとにかくピュアで、すぐに頬を赤く染めてしまうような子なんです。20年以上も前の作品を現代でどう表現するのか、光希の髪型や衣装がどうなるのか、今からワクワクしています。そして、廣木監督とお仕事できることを幸せに思います。デビューしたばかりで経歴の浅い私にとっては、思ってもみなかったチャンスです。家族に翻弄され、恋に悩み苦しむピュアで一途な光希を全力で演じたいと思います。
■吉沢亮のコメント
今までにも少女漫画原作の作品には出させて頂いたことがありますが、お調子者の三枚目キャラや、根暗な役など、あまりカッコ良くない役が多かったので、今回のようなドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用する時が来たなと。廣木監督とは以前にも少女漫画原作でご一緒させてもらっていて、是非またお仕事させて頂きたいとずっと思っていたので、とても嬉しいです。90年代の恋愛の金字塔とも呼べる大人気コミックを今の若い世代で頑張って作り上げます。どうぞ温かい目で見守ってください。
■廣木隆一監督のコメント
少女漫画ってなんだろうと思わせてくれる、僕の中での原点でもあり今なお愛されてる原作を映画化できることはとても嬉しいです。思春期の男女がピュアに誰かを好きになるということがどんなことなのか?そうして悩んだ時もある大人達のドラマもあり広い層に愛される作品にしたいと思います。未知数の桜井と演技派でもある吉沢でどんなラブストーリーを見せてくれるのか楽しみです
■吉住渉のコメント
実写化は憧れだったので、お話を頂いてとても嬉しかったです。フレッシュで可愛い桜井さん、誰もが認める超美形の吉沢さんが、廣木監督の美しい映像の中で、光希と遊としてスクリーンで輝く姿を見るのが本当に楽しみです!
■小岩井宏悦プロデューサーのコメント
女子高生の等身大の恋愛を描く少女コミックの原型を作ったのがこの「ママレード・ボーイ」です。
異性との同居、ツンデレの彼、三角関係、引き裂かれる二人、友情、家族愛。これ以上の青春ラブストーリーはないと断言できる究極の胸キュンと感動のラブストーリーをいよいよ実写化できることになり興奮しています!
監督はこれまであまたの人気少女コミックを血が通う男女の物語に昇華してきた廣木隆一監督、プロデューサー陣も『パラダイス・キス』『オオカミ少女と黒王子』『銀魂』の松橋真三プロデューサーと『ちはやふる』シリーズ、『オオカミ少女と黒王子』の北島直明プロデューサーと青春ラブストーリーの名手たち、と究極の少女コミックにふさわしい完璧なスタッフ陣です。
光希役の桜井日奈子さんは、1年半前にCMで見て「この女の子は誰だ?」と調べてから、いつか仕事がしたかった女優さんでようやっとチャンスが来ました。遊役の吉沢亮君は『オオカミ少女と黒王子』『銀魂』などに出てもらって人気だけでなく華があって芝居に安定感がある今一番手ごたえがある若手の俳優さんです。
このフレッシュな二人にもご期待ください!