玉山鉄二×佐々木希『雨が降ると君は優しい』追加キャスト発表　陣内孝則、木村多江、奥菜恵ら出演へ

　9月16日により配信が始まるHuluオリジナルドラマ『雨が降ると君は優しい』の追加キャストとして、陣内孝則、木村多江、古谷一行、奥菜恵、笛木優子の出演が発表された。

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　同ドラマは、『高校教師』『未成年』の野島伸司が脚本を手がけ、玉山鉄二と佐々木希がW主演を務める群像劇。心から愛し合いながらも“妻のセックス依存症”という試練を与えられた新婚夫婦、立木信夫と立木彩を中心に、心の闇を抱えた男女らの愛と憎しみが交錯する模様を描く。

　このたび発表されたのは、立木信夫役の玉山と立木彩役の佐々木に続く追加キャスト。1989年に放送された『愛しあってるかい！』（フジテレビ）以来の野島作品参加となる陣内は、アルコール依存に陥った文芸誌の編集長・倉田和馬を演じる。そのほか、倉田と依存症の治療を発端に恋人関係にあって彩のカウンセリングを担当する臨床心理士・小早川志保役で木村、公私ともに親しい関係にある信夫と彩にも言えない秘密を抱えるファッション誌編集長・新城玲子役で奥菜、最後に視聴者をあっと驚かせる謎めいた流行作家・雫石奈美役で笛木、女性編集者を次々と食い物にしてきたと噂される怪しげな大物作家・小野田史郎役で笛木が名を連ねた。

　倉田和馬役の陣内と小早川志保役の木村からはコメントが寄せられている。

【陣内孝則（倉田和馬役）コメント】
『愛しあってるかい！』以来、28年ぶりに野島伸司先生に声を掛けていただけるとは…！ オファーがきた時は驚きましたし、嬉しかったです。しかも、授かった役は“心の闇”というウィークポイントを持つ半面、ともすれば人生を侵されてしまいそうな“危険な色気”のある男。この役を全うするため、多少痩せて、現場に臨みました。
人間誰しもが大なり小なり抱える“心の闇との葛藤”、人間だれしもが持つ“心の弱さ”が生み出す“依存症”という病…。それらを通して、人としての在り様を問うストーリーこそが、この作品の魅力ではないでしょうか。こんなにも面白く、魅力的な作品に参加させて頂き感謝しております。ストーリーそのものがみどころ！ ぜひ最後までご覧ください。

【木村多江（小早川志保役）コメント】
これまで視聴者として野島伸司先生の作品を見てきたけれど、まさか自分が参加できるとは思ってもいませんでした。出演が決まったときは夢のようで、うれしかったです。
私が演じる志保は、非常に理性的で理知的だけど、感情をコントロールできません。そんな人間臭さが魅力的な人だと思います。ですから、常に客観性を持っている人が、主観的に壊れてしまう自分との間でもがいている、揺れや苦しみを出すことを意識して演じました。
野島先生の作品の文学的とも言える言葉と空気感、スリルとファンタジーの世界観を、楽しんでいただけたら何よりです。

（リアルサウンド編集部）