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野左根、中須賀と「中盤まではバトルができた」/全日本ロード第6戦決勝トップ3コメント

2017年08月20日 21:52  AUTOSPORT web

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決勝での戦いを振り返った野左根航汰、津田拓也、高橋巧
20日、ツインリンクもてぎで行われた全日本ロードレース選手権第6戦、JSB1000クラスの決勝を終え、表彰台に登ったライダーたちがレースを振り返った。

■野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)/優勝
「中須賀選手との抜き差しは常に図っていましたが、中須賀選手も毎周走り方を変え、ラインも替えてきていたので、とても抜きづらかったです。自分に作戦はなくて、前に出られるところで出て、そこからは逃げ切ろうというだけでした」

「簡単にはいかないと思っていましたが、前に出るのも大変でした。前回の(第4戦)もてぎでは離されてしまい、中須賀選手の転倒で結果的に優勝できましたが、今日は中盤まではバトルができました。中須賀選手と初めてバトルができたといううれしさの反面、悔しい部分もあります」

■津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)/2位
「スタート時からちょっとしたトラブルを抱えていて、フロントをはねさせてコースアウトしてしまいました。ヤマハの2台が速くて、しかも2台でバトルしながらも速いペースだったので、つけいる隙がありませんでした」

「自分も追い上げなきゃとしていたところでのコースアウトでした。それでかなりロスして、高橋巧選手、高橋裕紀選手、渡辺一馬選手の3台に抜かれ、差がついていたから厳しいなとも思いましたが、リスクを冒しながらプッシュしました」

「コースアウトしたことでふっきれました。もう、行くしかなかったです。巧選手は昨日までは苦戦している様子に見えたのですが、『話が違うな』と思うくらい速かったです」

■高橋 巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)/3位
「マシンセッティングは今朝のウオームアップ走行で少しよくなったのですが、欲を出して決勝に臨んだら、また昨日みたいな状態になってしまいました。レース最後には慣れてきてことで1分49秒台に入れられましたが、正直、厳しかったです」

「精一杯走りましたが、ペースを上げようがなく、勝負もできませんでした。僕たちは鈴鹿8耐も17インチで走っているから、ある程度マシンセッティングを進められたと思っていたし、最低でもキープはできていると思っていました。でもコースが違うと変わってしまうのか、うまくまとめることができませんでした」

「今日は3位でしたが、棚ぼたです。何もできなかったことが悔しいです」