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ベラ・ハディッド、女優を目指すも「セリフの暗記が不安」 役者達はどんな苦労を?

2017年08月20日 16:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ベラ・ハディッド「女優にも挑戦したいけど…」
人気モデルとして活動中のベラ・ハディッドは、女優の道にも進み仕事の幅を広げたいと考えている。これだけの美貌と完璧なプロポーションがあれば映画界も彼女を歓迎するだろうが、ベラには心配事があるもよう。それは「自分には長いセリフの暗記は無理ではないか」というもので、今後は演技に加えセリフの暗記法も学習したいという。役者達はかなり長いセリフを自然に言わねばならぬ時もあるが、彼らは一体どのようにセリフを覚え撮影に取り組んでいるのか。今回は日本でもおなじみの人気役者数名のセリフに関するエピソードをご紹介したい。

トム・クルーズ
映画『デイズ・オブ・サンダー』に主演したトムだが、撮影中は何度も脚本に変更が加えられたとのこと。そのため運転シーンを撮影中には何度もセリフを間違え、トムはずいぶん悩んだそうだ。ついにはセリフを書いた紙を車内に置き確認しながら運転したものの「これでは危険だ」と判断。書き換えられた難しいセリフを言う際にはイヤホンからセリフを流してもらい、どうにか撮影を乗り切ったという。

■ジョニー・デップ
ジョニーの場合は「覚えるのが苦手」なのか「覚える気がない」のか、周囲も判断しかねているという。しかし彼の元マネジメント会社は「ジョニーは映画の仕事が入ってもセリフを覚えていなかった」と主張。そのかわりにイヤホンからセリフを聞き演技していたといい、セリフを伝えるサウンドエンジニアまで雇っていたと暴露されている。

■ブルース・ウィリス
映画ではセリフを言い間違える、または忘れてしまっても撮り直しができるが、舞台ではそうはいかない。ブルースは舞台版『Misery』の主演で失敗を回避すべくイヤピースを使用し、セリフを聞きながら演じていたらしい。ただし「演技もパッとしなかった」と酷評され、残念な結果となってしまった。「そもそもセリフを暗記しようとさえしていなかった」とも伝えられており、冷ややかな目で見ていた関係者も少なくなかったようだ。

■リンジー・ローハン
一時はパーティ、ドラッグ、アルコールなどにハマり、撮影にも遅刻が目立ち無断で休むことも多かったというリンジー。いざ仕事をしようにもセリフを覚えていないことが多く、「プロとしていかがなものか」という声は増えるばかりであった。また英ロンドンで舞台に立った際は何度もセリフをど忘れし、関係者に助けられて仕事を乗り切ったという。

■アル・パチーノ
セリフを覚えようともしない役者もいるというが、アルについては「高齢のせいで物覚えが悪くなったのでは?」と囁かれている。舞台に立っても「何のことやらさっぱり」といった困惑した様子が最近目立つようになったアルは、イヤピースはもちろんのこと、舞台のあちこちにテレプロンプター(セリフを提示し役者に見せる装置)を設置させる必要があるという。

必死に覚えた脚本も、撮影が進む過程で大幅に変更されることがある。トムのように真面目なタイプはそれでも懸命に覚えようとするというが、なかには「覚える気は最初からない」と言われるツワモノも。また大御所になると「加齢のために覚えられない」「脚本がなくても役になり切れる」など、様々なタイプに分かれていくもよう。映画界の実情を知らないベラ・ハディッドは「全て暗記できるのかしら」と今から不安に感じているようだが、技術が進んだ今はイヤホンやテレプロンプターの利用も可能なため思い切って女優の道に飛びこんでみても良いのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)