トップへ

4年ぶりに日本人MotoGPライダー誕生! 中上貴晶が2018年から最高峰クラスへ昇格

2017年08月20日 12:22  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

中上貴晶/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア
ツインリンクもてぎで2&4レースのオープニングセレモニーで、中上貴晶が2018年にMotoGP最高峰クラスへ昇格し、LCRホンダからMotoGPクラスに参戦することが発表された。

 中上は2017年シーズン、イデミツ・ホンダ・チームアジアからMoto2クラスにエントリー。第11戦オーストリアGP終了時点で3回の表彰台を獲得し、ポイントランキング7位につけている。

 Moto2クラスの参戦は2017年で6年目となる中上。2008年から2009年まではMoto3クラスの前身である世界選手権125ccクラスに参戦していたが、思うような成績を残すことができず、いったんは全日本ロードレース選手権に戦いの場を移した。

 しかし、2011年に全日本J-GP2でチャンピオンを獲得すると、2012年から世界選手権に復帰。Moto2クラスで参戦を続け、これまでに2016年第8戦オランダGPでの優勝を含む13回の表彰台を獲得している。

 MotoGP最高峰クラスへの日本人ライダーの参戦は、現在ホンダHRCのテストライダーを務める2014年の青山博一以来4年ぶり。中上はホンダのサテライトチームであるLCRホンダで、MotoGPクラス唯一の日本人ライダーとして戦うことになる。