ホンダとトロロッソF1はパワーユニット供給に関する話し合いを行っていたが、これが不調に終わったため、ホンダは同チームへの供給を見送ることになったとの報道があった。
ホンダは来シーズンにパワーユニットを供給するふたつ目のチームを探しており、現在ルノー製パワーユニットを使用するトロロッソと予備的な話し合いを行っていた。
ホンダとトロロッソは契約内容の金銭面の条件が理由で合意にいたらなかったと見られており、協議は終了することになった。
ホンダが来シーズンもマクラーレンとの技術提携を継続するか否かは依然として決まっていないが、マクラーレン側は近日中でなくとも、数週間のうちにも決定を発表するものと見られている。
最近のホンダは信頼性とパフォーマンス面が改善しているため、エンジン供給先として契約を継続するよう、マクラーレンを引き止めることも可能だろう。
マクラーレンの首脳陣には、トロロッソが来季ルノー製パワーユニットの使用を打ち切ることを予想して、チームへのパワーユニット供給の可能性についてルノーに打診していたとの噂があった。
しかしながらパワーユニット供給において、ルノーがどういった考えを持っているかは不明だ。