2017年08月18日 11:02 リアルサウンド
クロエ・グレース・モレッツ主演映画『Brain on Fire(原題)』が、『彼女が目覚めるその日まで』の邦題で12月16日公開されることが決定した。
参考:『スパイダーマン:ホームカミング』が追求した、“青春学園もの”としての側面
本作は、2009年にニューヨーク・タイムズのベストセラー・ノンフィクション第1位に輝いた、スザンナ・キャハランの闘病記『脳に棲む魔物』を映画化したもの。仕事にプライベートに最高に充実した人生を送っていた、ニューヨーク・ポスト紙の若手記者スザンナ・キャハランが突然襲われた、「抗NMDA受容体脳炎」の発病から回復までの壮絶な日々を描き出す。
抗NMDA受容体脳炎は映画『エクソシスト』のモデルになった実在の少年の臨床像そのものと指摘されており、映画では、世界で217人目の患者となったスザンナ・キャハランの7ヵ月に渡る闘病生活と、彼女を支え最後まで生きる望みをあきらめなかった家族の姿が映し出される。
プロデューサーには、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のシャーリーズ・セロンが名を連ねており、スザンナ・キャハラン自身が共同プロデューサーとして全面協力。キャストには、キャハラン役のモレッツをはじめ、『キングコング:髑髏島の巨神』のトーマス・マン、『マトリックス』のキャリー=アン・モス、『ホビット』のリチャード・アーミテイジ、『ゴーン・ガール』のタイラー・ペリーらが名を連ねている。アイルランド出身の新鋭ジェラルド・バレットが監督を務めた。(リアルサウンド編集部)