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V6、岡田准一プロデュース曲「刹那的Night」Mステ披露 パフォーマンスの見どころは?

2017年08月18日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 本日、8月18日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、V6が登場する。披露するのは、 8月9日にリリースされた最新アルバム『The ONES』に収録されている、岡田准一がプロデュースした「刹那的Night」だ。今夜の見どころについて芸能ライターの佐藤結衣氏に聞いた。


(関連:V6、“個”が集結して発揮される魅力とは? 最新作『The ONES』セールス好調の理由


「岡田さん自身が『めざましテレビ』(フジテレビ系) のインタビューで、“たくさんのコラボができればいいな” と語られていたように、『刹那的Night』は多くの方とのコラボレーションが実現してできた楽曲です。作詞・作曲は電気グルーヴの石野卓球さん。アレンジはCMJKさん、振り付けはバレエダンサーの首藤康之さん、MVデジタルアートはチームラボ、衣装はデザイナーの串野真也さんなど、様々な才能が集結したという印象です。それだけに注目ポイントはたくさんあります。まずは楽曲そのものの面白さ。雑誌『Songs』では、井ノ原快彦さんが“個人的に歌うとすごいアガる… 言葉遊びを楽しみながら気持ちよく歌って”と語っていました。石野さんも公式HPで“自由にお仕事ができました”とコメントしているように、とても遊び心あふれる仕上がり。特にサビの部分は、一度聴いたら何度も脳内リピート再生され、聴けば聴くほどクセになる曲です」


 西陣織の生地を利用した、 光の当たり具合で色が変わって見える紫色の衣装も注目を集めてい る、と佐藤氏は続ける。


「MV撮影のメイキング映像でも、 岡田さんや三宅さんが森田剛さんを遠目から見て“ここからだと白に見える!”などと盛り上がるシーンが見受けられました。今夜の放送ではこの衣装が身につけられるのか、この衣装の場合は生中継で何色に見えるのかワクワクします。ちなみに、現在メンバーが着付けして仮縫いしたフィッティング衣装が横浜、愛知、博多、渋谷、栄、大阪のCDショップに8月21日まで展示されています。また、V6といえばシンクロ率の高いダンスも大きな魅力ですが、 本作では空手の型を彷彿とさせるポージングで静止するユニークな振り付けが印象的。もしかしたら、格闘技好きな岡田さんの個性が反映されているのかもしれません。ピシッと動きが止まって、全身に神経が研ぎ澄まされている姿を見ると、あらためて彼らのダンススキルの高さを感じることができます」


 三宅健がパーソナリティを務めるラジオ『三宅健のラヂオ』(bayfm78)では、「岡田さんがMVとしてではなく、作品として作っていただきたいという発注をした」 と同曲のMVについて語るシーンも。


「放送で最も注目しているのは、あのMVにあったインタラクティブなデジタルアートが披露されるのかというところです。チームラボによるデジタルアートは、サッカーの日本代表のユニフォームでもおなじみの三本足のカラス “八咫烏(ヤタガラス)”をイメージされているそう。カラスが人にぶつかると放射線状に花が開くプログラミングで、その動きは予測不可能。まさに刹那的なアートということなのですが、それが生放送となればさらにテーマが深まりますよね。 果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が高まるばかりです」


 今回披露される「刹那的Night」は、岡田がこだわったMVの世界観を再現するのか、それとも全く新しい表現で驚かせてくれるのか。放送開始が待ち遠しい。(竹上尋子)