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テイラー・スウィフトに敗訴した元DJ 「お尻など触っていない!」

2017年08月16日 13:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

テイラーとセクハラめぐり激突の男性、シロの可能性は?
自身のショーを観に来た元DJと並びバックステージで写真を撮影したものの、その際に「スカートをめくり上げられお尻を触られ大変なショックを受けた」というテイラー・スウィフト。それを機にDJの職を追われた男性がテイラーを相手に高額の賠償金を求める訴訟を起こしたが、陪審員団らはテイラー側の主張を認め男性は敗訴した。その男性がこのほど取材に応じ、「欲しかったのはお金ではない」とコメント。改めて濡れ衣であると語った。

「彼は故意に私に触れている。そうハッキリと自覚できるほど長い間、お尻を掴まれた状態でした。」

テイラー・スウィフトはそう主張し元DJのデヴィッドさん(David Mueller)を逆に提訴、陪審員団はその主張を認め、以前より「触ったのは自分ではない」としていたデヴィッドさんの言い分を退けた。

そのデヴィッドさんが『ABC News』の取材を受け、「自分がシロなのは自分がよく分かっていること」としてこう述べた。

「僕はテイラーさんが言っているようなことはしていない。お尻を掴んでおらず、スカートの中に手を入れてなどいない。ウソ発見器にかけてもらっても大丈夫です。」
「ただ僕は最初、その写真を一緒に撮ろうとは言われていなかったのです。撮影間際だったため準備ができておらず、とにかくさっと加わった。そういう感じでした。」

またデヴィッドさんは「欲しかったのはお金(テイラーからの賠償金)ではありません。ただ『誤解があった』と一筆書いてほしかった。そうすればラジオ局の人間にそれを見せて、雇ってもらえるかもしれません。」

スカートをめくりお尻に触った人物は「確かにデヴィッドさんだ」と言うテイラーだが、デヴィッドさんはかねてより人違いであると主張していた。「撮影の際にテイラーに手が触れてしまった可能性はある」というが、お尻を掴むといったセクハラ行為はしていないと語っている。

一方のテイラーは「女性達のために立ち上がった」と述べ勝訴を喜んでいるが、仮にこれが人違いであるとすれば、デヴィッドさんの将来は無駄に潰されたことになる。控訴もあり得るというデヴィッドさんは、今後どのような動きに出るのか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)