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MotoGP:アプリリア、2018年は成績不振のサム・ロウズに替わりレディングを起用

2017年08月15日 13:22  AUTOSPORT web

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スコット・レディング/オクト・プラマック・レーシング
アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは8月14日、2018年のライダーとして、スコット・レディングと契約したことを発表した。

 レディングはアレイシ・エスパルガロのチームメイトとして、来シーズンを戦う。契約期間は1年となる。

 同チームは、サム・ロウズと2018年までの2年間の契約を結んでいたが、パフォーマンス条項のオプションが含まれており、アプリリアはMotoGPルーキーのロウズのここまでのパフォーマンスが不足していると判断、契約を今年1年で打ち切ることになった。

 チームマネージャーのロマーノ・アルベシアーノはレディングの起用とロウズの解雇について次のようにコメントしている。

「スコット(・レディング)は、若いにもかかわらずMotoGPでかなりの経験を積んだライダーだ。彼がプロジェクトに加わることを嬉しく思っている。彼の才能とRS-GPの成長が、我々に重要な成果をもたらしてくれるだろう」

「スコットとの合意により、我々は来シーズンに向けて準備を進めている。私たちのバイクはレース毎に成長し、トップ10以内に安定して入るという目標を達成した。その一方で、技術面の開発はシーズンを通してさらなる前進を果たしている」

「それと同時に、私たちはサム・ロウズに別れを告げる。彼の結果と努力、MotoGPでのルーキーシーズンにおいてチームの成長に貢献したことに感謝している」

「彼が才能あるライダーであることに疑いはないが、今はピアッジオグループとファンに対する約束を達成するためには選択が必要だった」

「私たちは彼がシーズンを良い形で終えることができるように、これまでと同様に仕事を続けていき、将来のキャリアにつながることを願っている」