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小暮卓史のドライビングレッスンイベントは成功裏に終わる

2017年08月15日 13:22  AUTOSPORT web

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7月26日に埼玉県の本庄サーキットでドライビングレッスンイベント『Takashi KOGURE KOGURE DRIVING CLINIC』のようす
全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGT500クラスで活躍する小暮卓史が、7月26日に埼玉県の本庄サーキットでドライビングレッスンイベント『Takashi KOGURE  KOGURE DRIVING CLINIC』を開催した。

 これまでは7回に渡ってファンとともにカートイベントを開催してきた小暮だが、今季は内容を一変させ、本庄サーキットで四輪のドライビングレッスンイベントを主催した。当日は早朝こそ雨が残ったものの、イベント開始時刻の9時半には雨が上がり、まずは開会式とブリーフィングを行った。講師の小暮からのあいさつの後、1日の流れとサーキットを走行する際の注意事項を説明。その後、午前のレッスンがハーフウエットのなかでスタートした。小暮はひとりずつ個別に指導。その他の8人は思い思いに走行をスタートさせていった。

 小暮からの直接指導というぜいたくなメニューのなか、参加者はまずはこのレッスンの志望動機を伝え、それをもとに小暮はレッスンを組み立て、同乗走行をしたり、参加者がドライブするクルマの助手席に乗りながら、プロのレーシングドライバーから直接指導を受け、その後は個人練習を重ねる、という順番で9名が午前の1時間半のレッスンを終えた。

 お昼休憩をはさみ、午後はレーシングカートを3台、レンタルカートを6台用意し、モータースポーツの究極の基礎であるカートを楽しんだ。ここでも10分ごとに時間を区切りながら、レーシングカートとレンタルカートを交互に乗り、約1時間半を使って汗だくになりながら、ここでも質問をもらいながらレッスンを実施。また、午後も四輪のレッスンを午前に引き続き行い、確認走行を実施した。

 最後は閉会式を行ない、まずは参加者の1日の感想を聞いたあと、小暮から締めの挨拶、記念品を渡し、1日のスケジュールを終えた。今回の参加者は10代から60代と幅広い年齢層で、志望動機もさまざまだったが、それぞれのニーズに合わせる部分と全員で楽しむ時間をうまく組み合わせ、それぞれが充実した1日になったようだ。

「今まで走行会の主催は何度も行ってきましたが、本格的なドライビングスクールは初の試みなので、最初はかなり緊張していましたが、参加者の方々の車に対する熱い思いに、とてもよい刺激をいただくイベントとなりました」と小暮。

「天候が気になるところでしたが、おかげさまで回復して、かなりの走行時間を無事に走ることができました。主に同乗走行、参加者の車での確認走行、参加者のドライビングによる逆同乗走行、そして昼のカート走行と、とにかく走りまくったイメージです。1人で9台のサポートは体力的にも大変でしたが、参加者の方からは満足の声をいただき、何よりでした」

「参加者の皆様、本庄サーキットさん、またサポートしてくれたスタッフに感謝し、締めくくりとさせていただきます。今後もレーシングドライバーの視点からモータースポーツを広げられる活動を続けていきたいと思っています」