新型4リッターV8直噴ツインターボの「S560long」 サルーンのベンチマークとして君臨する、メルセデス・ベンツのフラッグシップ・モデル『Sクラス』がマイナーチェンジを受け、安全性と快適性、効率性を高次元で融合する『インテリジェントドライブ』がさらに進化。8月9日より予約受注を受け付け、一部グレードを除き9月上旬より納車が開始される。
2013年デビューのSクラスは、すでに世界累計販売台数で30万台を超えるベスト・イン・クラスの座を不動のものとしてきたが、今回の改良で目玉となるのは、その立ち位置をさらに強固にするメルセデス最新の安全・快適機能の数々だ。
自動運転の実現に向けてさらに大きく一歩前進するその『インテリジェントドライブ』の機能は、レーダーセンサーやステレオマルチパーパスカメラ、超音波センサーにより自車の周囲を常に監視する複合的なセンサーシステムで、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し状況を判断、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストすることでドライバーの負担を軽減し安全性と快適性を向上。
先行車との車間距離を維持する『アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)』は、自動再発進機能も新たに備え、停止後30秒以内であればドライバーはアクセルを踏まなくても自動的に発進するまでに進化し、操作方法においてもステアリング上にスイッチを配置したことで、より直接的に機能操作ができるようになっている。
さらに『アクティブステアリングアシスト』も強化され、車線が不明瞭な場合や検知できない場合でも周囲の車両やガードレール等を検知しステアリングアシストを行う。
また、高速道路上での車線変更をアシストする『アクティブレーンチェンジングアシスト』は、80~180km/hで上記機能作動時にウインカーを操作すると、行き先の車線に車両がいないことをシステムが確認し、自動で車線変更を実現する最新の車両認知機能を備えている。
その他、緊急時のステアリング操作をアシストする『緊急回避補助システム』、衝突時の衝撃音から乗員の耳を保護する『PRE-SAFEサウンド』などの新機能を採用したほか、歩行者に加え交差点での車両飛び出しにも自動緊急ブレーキが作動する『アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛出し検知機能付)』も備わり、全方位で高い次元での安全性を向上させている。
また、先日一部改良で『Cクラス』などにも展開された新テレマティクス機能の『Mercedes me connect』も採用され、運転手が車外から車両の車庫入れ/車庫出しをスマートフォンで操作できるリモートパーキングアシストを筆頭に、リモートドアロックやアンロック、車両ステータス確認もスマホのアプリと連動。24時間故障&緊急通報サービスなども備えている。
その最新ラインアップは、3リッターV6直噴ツインターボ搭載の、ノーマルホイールベース『S400』から、低負荷での走行の際に4気筒を休止する機能による燃料消費量とCO2排出量を抑制する新型4リッターV8直噴ツインターボの『S560 long』、メルセデス最新の四輪駆動システム『4MATIC』を搭載した『S560 4MATIC long』、V12によるスムーズなフィーリングと高出力を実現する『600 long』を設定。
その上位に、メルセデスAMGモデルとしてV8ツインターボの『メルセデスAMG S63 long』、『メルセデスAMG S63 4MATIC+ long』、V12のトップパフォーマンスモデル、『メルセデスAMG S65 long』の3モデルを展開し、価格は1128~3323万円となっている。
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