ブルーノ・マーズ　米ミシガン州水道水汚染地区に1億円超を寄付へ

次々とヒット曲を世に出し世界中の音楽ファンを魅了している歌手ブルーノ・マーズが、「深刻な水道水汚染に苦しむ地区の人々をどうにかして助けてあげたい」と高額寄付を約束した。その額は、なんと1億円超。ブルーノは「人として、そして同じアメリカ人として、このような問題が二度と起こらないように団結しよう」とファンに呼び掛けた。

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米ミシガン州フリントでは、フリント川から市内へ給水。しかし川の水質に問題があり古い水道管が腐り、その結果変色し臭い水が出るなどの問題が多発したほか、水道管の鉛が溶け出し現地で暮らす多くの人々の健康に影響が出たと伝えられた。

その問題に胸をいためた歌手ブルーノ・マーズが、このほどミシガン州のステージに立ちショーを開催。そこでオーディエンスに「1ミリオン・ドルを寄付します」と表明し、胸中をこのように明かした。

「ミシガンのオーディエンスに、俺はとても感謝しているんだ。こうして俺のもとに集まってくれて、（フリントの皆さんを救うべく尽くしたいという）目的をサポートしてくれるんだから。」
「この問題に影響を受けた人々を、俺達は絶対に忘れちゃダメだと思う。忘れないことが重要なんだ。」
「人として、特にアメリカ人として、俺達は団結する必要がある。もう二度とこのような状況が起こらないようにするためにね。」

ちなみにブルーノはハワイ生まれ＆ハワイ育ち。にもかかわらずフリントで暮らす人々のために寄付を約束した彼を「素晴らしい」と称賛する声は多く、ブルーノの正義感と男気にファンはますます惚れ込んでいるようだ。身長約165センチと小柄なブルーノだがハートはビッグで、過去にも災害により困窮した人々や貧困にあえぐ人々を救いたいとして、何度か大金を寄付している。



画像は『Bruno Mars　2017年3月19日付Instagram』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）