ドキュメンタリー映画『悪魔祓い、聖なる儀式』が11月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
イタリア・シチリア島を舞台にした同作は、これまで公開されることのなかった「悪魔祓い」の儀式にカメラが世界初潜入したドキュメンタリー。現代医療が効かず、悪魔に取り憑かれたと信じる人々のために祈りを捧げる、著名なエクソシストであるカタルド神父の日常を撮影している。
悩みを抱えた人々とエクソシストの姿をナレーションなしで映し出したのは、ホセ・ルイス・ゲリンの映画『工事中』で脚本家助手などを務めたフェデリカ・ディ・ジャコモ監督。なお同作は『第73回ヴェネチア国際映画祭』オリゾンティ部門で最優秀作品賞を受賞した。